畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

ヤクルトがクライマックスシリーズ進出

2018-10-13 14:47:00 | ヤクルト

↑左:小川監督 右:真中前監督

 東京ヤクルトスワローズの2018年シーズン成績は、75勝66敗2分で2位という成績で本日10月13日よりクライマックスシリーズを本拠地で開催する。2017年シーズンは96敗借金51というチーム成績だっただけに、本当に夢のような1年間だった。

「僕は二軍監督時代から、今いる戦力でいかに勝つかを考えてやってきました。」とはクライマックスシリーズを前にした小川監督の言葉。

ヤクルトはトレードもあまりしないし、FAなどの補強もしない。最近はドラフト会議も抽選で外ればかり(といっても外れて指名した山田哲人は大成功したが)。96敗の2017年オフシーズンの補強の中心は、メジャー帰国の青木のみ。正直「フロントはやる気あるのか?」と感じていた。

 しかしどうだろう。青木は3割を残し最強2番としての活躍でチームの中心となった。ファンのネットコメントから異論もあったレギュラーメンバー(坂口、青木、バレ)の終盤交代や休ませる措置なども、シーズンを終えてみると、怪我の減少につながったのかもしれない。

 私は8月22日の投稿で
「私は思う。昨年球団過去最低記録の96敗したチームがペナントレースを争うチームになったこのことこそ「メイクミルミル」なのではないか、と。例えそれ以上の上積みがあったとすれば、それは感謝でしかない。」
と書きました。

 クライマックスシリーズ、もちろん勝ちたい。日本シリーズだって出場したい。でも、これは「それ以上の上積みであり、それは感謝でしかない」のであり、ここまでチームを「再起」させた東京ヤクルトスワローズの選手・スタッフのみんなに感謝感謝。そして見事「メイクミルミルin2018」を達成したと思う。

 ヤクルトファンは幸せだ。あるチームは4年連続V逸でファンから罵声&監督交代。またアルチームは17年振りの最下位でファンから罵声&監督交代。一方ヤクルトは96敗から2位でも大盛り上がり。さらにはぶっちぎりの最下位の2017年シーズンも歴代最高の観客動員数だったそうだ。やはり勝つことを義務づけられないチームははんわかしている。

世界同時株安?

2018-10-12 06:05:00 | 政治・経済
昨日日経平均も一日で900円下げましたが、アメリカの連邦準備銀行の利上げをきっかけにアメリカダウの大幅下落をきっかけに進む世界同時株安。

トランプ大統領は「利上げはばかげている」と言うが、日本の財務相は「利上げだけが原因でなく、米中貿易摩擦なども原因ではないか?」という発言聞き、私もその通りだと納得。

つまり、世界が協調関係にあれば一国の不振は強調して防げる。世界恐慌の時も、アメリカや日本の好景気がヨーロッパの復活によって急激に失われたことで起こった。

そしてその不景気を、ブロック経済やファシズムなど、一国主義で解決しようとし、結果的に第二次世界大戦となってしまった。

この同時株安はとても心配ではある。2009年のリーマンショックは意外と早くそれを克服できたが、あのときの状況と世界の雰囲気が違う。排外主義や一国主義がまかり通り始めたからだ。

トランプ大統領が、太平洋の漂着ゴミの処理の費用が膨大で日本や中国に負担を求めようとしているらしい(10月12日のフジテレビニュースより)、海洋国の漂着ゴミはお互い様であり、その一方に責任を押しつけるのはおかしな話だ。

今回の株安が長引かなければいいのだが・・・違う何かが牽引して経済を押し上げてくれないかなと思う。政治不安と経済恐慌が重なることは避けて欲しいと思う。