歴史を専門に学習していない人が興味を持つのはやはり郷土史であろうか。郷土史を素人が見るとき、やはり政治史どうしても中心に見てしまい経済史・民俗史・文化史はおろそかになりがちである(っていうか、中学高校時代の社会の歴史で文化とか一番苦手だった)。とくに、学校の社会の授業であれば考古学に触れる機会はあまり無いと言ってよい(わずかにあるとすれば、三内丸山遺跡や吉野ヶ里遺跡などの縄文・弥生時代ヵ)。だからこそ、考古学というものに、在野歴史家はあまり注目しない場合が多いのではないだろうか。しかし、資料的制約が多い(つまり古文書があまり残っていない)中世の地方大名や守護大名や国人クラスの歴史を知る上で考古学はきわめて重要な知識を提供してくれる。私はそれを朝倉一乗谷史跡(福井県)に行くまで十分に認識していなかった。
考古学情報を知るにはどうすればよいのか。一番は発掘調査現場に行くことだが、もちろん素人では発掘調査に参加などできない。また、自治体などが刊行している発掘調査報告書は、内容的にものすごく専門的でパッとみで素人がわかるようなものではない。ではどうすればよいのか。それは各県にある「埋蔵文化センター」を利用するのである。
例えば石川県。
http://www.ishikawa-maibun.or.jp/
このサイトでは、平成17・18・19年に行った七尾城発掘調査の現地説明会の資料がpdfファイルで見ることができる。
例えば愛媛県。
http://pc2.ehimemaibun-unet.ocn.ne.jp/
このサイトでは、愛媛県松山市にあった守護大名・河野氏の本拠・湯築城跡にある湯築城資料館の「湯築城だより」をpdfファイルで見ることができる。どちらも地元に行かなくても有益な情報を知ることができるので重宝する。また、発掘調査報告書などと違って「専門用語ばかり」ということもない。ぜひ活用をお勧めしたい。
考古学情報を知るにはどうすればよいのか。一番は発掘調査現場に行くことだが、もちろん素人では発掘調査に参加などできない。また、自治体などが刊行している発掘調査報告書は、内容的にものすごく専門的でパッとみで素人がわかるようなものではない。ではどうすればよいのか。それは各県にある「埋蔵文化センター」を利用するのである。
例えば石川県。
http://www.ishikawa-maibun.or.jp/
このサイトでは、平成17・18・19年に行った七尾城発掘調査の現地説明会の資料がpdfファイルで見ることができる。
例えば愛媛県。
http://pc2.ehimemaibun-unet.ocn.ne.jp/
このサイトでは、愛媛県松山市にあった守護大名・河野氏の本拠・湯築城跡にある湯築城資料館の「湯築城だより」をpdfファイルで見ることができる。どちらも地元に行かなくても有益な情報を知ることができるので重宝する。また、発掘調査報告書などと違って「専門用語ばかり」ということもない。ぜひ活用をお勧めしたい。