今朝の霧は深かったですね。
それでだったと思いますが、知人を案内して楽山公園に行ったら、信じられないくらいのクモの巣があっちにもこっちにも張り巡らされていました。
それも、まじまじと見てしまったのですが、クモの巣って、いや、コガネグモもに限ってなのか?二重、三重構造をしているんですね。名建築さながらです。
でも、ちょっぴり気になることも。
あちこちにかかったクモの巣が象徴のように見えましたが、荒れ放題です。土嚢が積まれたり、池の葦が刈られていたりしていて、少し整備の手が入っているようですが、ちょっとひどい状態。
今、バブルの頃を中心に整備されたインフラは、どんどんメンテナンスの必要性が出ているんですが、今後さらに必要になってくる。縮小の時代に。
残念ながら、右肩上がりの時代には、そんなことは見えていなかった、というか、なるべく真正面から見ようとしていなかった。特にバブル崩壊後は。
そんな時代に、政治の場に居合わせていた自分にも忸怩たるものがあります。
政治家には、当時もだったのですが、今、どんな時代を作りたいのかというビジョンとともに、時代を見通す眼が不可欠な時代ですね。