長躯大三島へ。11時に行くともうありつけないこともあると聞き、10:45到着。
な~~んだ!大したことはない。3番目だ、と思い客が呼び込まれる時間、11:30に再び行くと、、、な、な、何と人がわんさか。
写真は食事を終わって出た12時過ぎ。この他にも待つ人たくさん。お魚料理の「大漁」。
リーズナブルですが、腹も身の内、そんなにたくさん食べれるわけではないし、ゆっくりできない。また、お客さんが多い分サービスが良いとは言えない。でも、一度は行く価値ありかも。
そのお店の向かいは大山祇神社ですが、神社の庭に植えられた樹齢2600年の楠は一見の価値があります。長い時間世間を見続け、生き残ってきただけあって、強い生命力が伝わってきます。
天然記念物となっていますが、当然だろうなあと思える威容です。
威容といえば、大丈夫達の偉容と異相を今一度見たいと思い、広島県立美術館の「浮世絵師 歌川国芳展 後期展」に行ってきました。入れ変わっていたのは半分程度でしたが、十分な価値あり。
さらに、良かったのは「HPAMコレクション展」。
県立美術館の所蔵作品が時に合ったテーマに沿って展示されていますが、今回は「京都の美へのオマージュ」とのテーマ。
感動モノがいくつもありましたが、一つは、南薫造の「座せる女」。ヨーロッパの誰かの作品に似ていますが、表情や色遣いがなんともやるせない(もっといい表現がありそうですが、思い浮かびません)。あっ、この絵は撮影OKの作品。
そして、児玉希望の「荊軻」は、いろいろな意味ですごいなあって思わせる作品で、この絵に出会えただけでも足を運んだ価値があるって思えました。
刺客の荊軻と対峙する秦の始皇帝が睨み合う構図ですが、二人の目からは、命を懸けた火花が見えるようです。
そして、色遣いと、描き込みの濃淡は、「何を伝えたいのか」をしっかりと持つことの大切さを改めて教えられたようでした。