見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

感動もののHPAMコレクション展

2015-10-09 23:05:29 | 日記

 長躯大三島へ。11時に行くともうありつけないこともあると聞き、10:45到着。
 な~~んだ!大したことはない。3番目だ、と思い客が呼び込まれる時間、11:30に再び行くと、、、な、な、何と人がわんさか。
 写真は食事を終わって出た12時過ぎ。この他にも待つ人たくさん。お魚料理の「大漁」。
 リーズナブルですが、腹も身の内、そんなにたくさん食べれるわけではないし、ゆっくりできない。また、お客さんが多い分サービスが良いとは言えない。でも、一度は行く価値ありかも。


 そのお店の向かいは大山祇神社ですが、神社の庭に植えられた樹齢2600年の楠は一見の価値があります。長い時間世間を見続け、生き残ってきただけあって、強い生命力が伝わってきます。
 天然記念物となっていますが、当然だろうなあと思える威容です。

 威容といえば、大丈夫達の偉容と異相を今一度見たいと思い、広島県立美術館の「浮世絵師 歌川国芳展 後期展」に行ってきました。入れ変わっていたのは半分程度でしたが、十分な価値あり。
 さらに、良かったのは「HPAMコレクション展」。
 県立美術館の所蔵作品が時に合ったテーマに沿って展示されていますが、今回は「京都の美へのオマージュ」とのテーマ。

 感動モノがいくつもありましたが、一つは、南薫造の「座せる女」。ヨーロッパの誰かの作品に似ていますが、表情や色遣いがなんともやるせない(もっといい表現がありそうですが、思い浮かびません)。あっ、この絵は撮影OKの作品。

 そして、児玉希望の「荊軻」は、いろいろな意味ですごいなあって思わせる作品で、この絵に出会えただけでも足を運んだ価値があるって思えました。
 刺客の荊軻と対峙する秦の始皇帝が睨み合う構図ですが、二人の目からは、命を懸けた火花が見えるようです。
 そして、色遣いと、描き込みの濃淡は、「何を伝えたいのか」をしっかりと持つことの大切さを改めて教えられたようでした。

コメント
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