見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

平凡な日常が宇宙論的ドラマの「現場」

2019-10-08 23:06:22 | 本や図書館

 数日前の新聞に、ノーベル賞文学賞のオッズの3位に村上春樹がエントリーされていると書かれていました。
 本棚には、村上春樹の本は何冊かありますが、翻訳書を一冊読んだだけで、読んだことがありません(^^;;
 それなのに、、、

 私たちの平凡な日常そのものが宇宙論的なドラマの「現場」なのだということを実感させてくれるからこそ、人々は村上春樹を読むと、少し元気になって、お掃除したりアイロンかけしたり、友だちに電話するのである。それはとってもとってもとっても、たいせつなことだと私は思う。
 帯にもう一つ、ウチダ先生、村上春樹はなぜ世界中で読まれるんですか?それはね、雪かき仕事の大切さを知っているからだよ。

「村上春樹にご用心」
 新聞のオッズ記事で、やはりエントリーされているんだろうなあ、と何気に思い、でもなぜ?
 小説を読むのは、もうしばらくしてからと思っているので、本棚の内田樹の「村上春樹にご用心」でも読んで、なぜノーベル賞候補なんだろうを垣間見たいと。

 帯を見ることなく、本文を読んでしばらく読み進めたところに“雪かき仕事”、お昼の大半を新庄で過ごすようになって家事労働を体験することになったのですが、ほう!見えないところで黙々と大切な仕事をこなす、まさに雪かき仕事だ!
 そして、帯に目が行くと平凡な日常が宇宙論的ドラマの「現場」、これって凄くないですか!?

 何か特別凄いことにチャレンジするとか、特段に世間から認められるような出世をするとか、超一流のスポーツマンや芸術家になるとか、そんなことではなくても、雪かき仕事を黙々とこなすような生きざまはとても尊いことで、そこに宇宙論的ドラマがある、何てステキなメッセージ何でしょうか。
 この帯の言葉を見て、生命が震えるようでした。
 いつごろ、小説を読み始めるんだろうなあ?改めて、とても楽しみ。

ミョウガとスベリヒユで冷ややっこ
 新庄の畑の隅、凄い草に埋もれて隠れるようにぽつぽつと生えていたミョウガ。
 採集して冷蔵庫に入れていましたが、刻んだミョウガとスベリヒユの醤油漬けを混ぜ合わせてお豆腐の上に。
 このためにお豆腐を買ってきましたが、うむ、微妙な味ではあるけれど、これなら行けるかな?

 実は、ミョウガの何とも言えないあのつんとした匂いと、微妙な味が苦手だったのですが、美味しいと言えば美味しいか(^^;;
 お客様には出してあげよ~(*^^*)

コメント
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