自毛で島田を結い、結婚式。
白無垢に洋髪のアップ、白無垢に綿帽子、それぞれ可愛い花嫁さんでしたが、島田に角隠し、何か品格が違うように感じたのは僕の贔屓目だったでしょうか?
北島国造館での結婚式での空きはこの日だけだったとか、日本中祝賀ムード、国民の心が躍る中で結婚式を挙げれるなんて、何という強運をお持ちなんでしょう。
そのご縁成就の一つが僕のブログ、出雲・古典日本髪を結う?で検索して行き当たりましたとメールをいただいたのは2ヵ月ほど前。
早速、中山さんにつないで昨日の素晴らしき慶事へとつながりました。
花嫁さんは東京在住ですが、こちらのご出身でぜひ出雲大社でと。
意識と人柄ゆえ?
そして、伝統にのっとった結婚式を挙げたいと、自毛での島田結いを希望され、簪や花嫁衣装、角隠し、小物なども全部ご自分で調達して迎えたこの日。
前日夜の雨もすっかり上がり、私晴れオンナだから!このお天気も当然だったことだろうと思いますが、天上の雲も慶事を寿ぐように心躍る姿でした。
このこだわり、思い入れ、意識も格別ですから当然と言えば当然でしょうか。
このお二人を見つけた観光客や参拝の皆さんに、記念撮影を頼まれて気軽に応じるその姿も、お二人のお人柄ゆえだったでしょうね。
ミャンマーから来たという二人の若い女性、何よりの記念になったことだと思いますし、きっと素晴らしい良縁に恵まれることでしょう。
こんなこともあるんだ!
式の翌日の今日、お二人でお色直しに使った簪などの小道具を返しに来てくださいました。
たまたま、友人からランチ会を所望されていたのでご一緒にいかがですかと、大所帯のランチ会となりましたが、な、な、なんと、ランチ会所望の女性二人が新婦の同級生!
こんなことってあるもんなんですね、3人の女性の降って湧いた同窓会、回りの話など一切入る様子もなく、盛り上がる盛り上がる。
カムの宿、凄いことを引き寄せているよなあ。