先日訪れた丹波篠山市の重伝建地区で、軽やかな音を響かせる風鈴がありました。
この風鈴はとってもユニークで、なるほど!着想も音色もとてもステキだなあと思いました。
この風鈴は、風に揺れた竹炭がお互いを叩き合うことで、透き通った炭の音が出るんですね。
夕方、少し時間があったのでこの風鈴を試作してみました。
さて、材料となる竹炭づくり、ペール缶で2回ほど挑戦しましたが、いずれも失敗(><
一番の原因は、竹の乾燥が不十分だったことらしいと想像していますが、完全に自然乾燥させるのは相当な時間と場所が必要になるのかな?
失敗した後、材料の加工した竹を並べて干していましたが、広い敷地の新庄でもちょっと辛い、で、今は段ボール箱に入れてお蔵入り。
竹炭の用途としては、主に畑に入れたいと思っているので、ペール缶を使ったもう一つの方法でと考えて、材料と道具は準備を終え、後は加工するだけなんですが、、、
この方法だと竹炭は消し炭ができるとのことですから、備長炭のように硬くて叩くとキーンという透き通った音は出ないんですよね。
その上、消し炭ですから柔らかくて加工にも難があり、この風鈴にはこの方法で作った炭は不向き、というか、使えない。
今回は、竹炭づくりには失敗したものの、一部キレイな硬い炭もあったので風鈴を試作してみましたが、もうちょっと作りたいなあ、、、
この冬、竹をしっかり乾燥させて、固い竹炭作りに再挑戦。
竹炭風鈴づくりのワークショップもできたらなあ。
にっこり文庫のオープニングにお邪魔してきましたが、さすが錦織さんのお人柄ゆえの交流の広さですね、そんなに狭くはないにっこり文庫が超満員。
集い来たった皆さんがとっても嬉しそうで、涙を流して喜びを語る方もあり、こんな“こと”が起こせる齢の重ね方って最高の人生のお手本、目指さなきゃと。
文化の力って素晴らしい
オープニング、主宰する錦織さんのあっけないほどに短いあいさつの後、とても懐かしい秋の小学校唱歌?で始まった声楽家の森田麗子さんのミニコンサート。
ずっとこみ上げる涙をぬぐいながら聞いている方、一緒に口ずさむ方、とても和やかなコンサートはホッコリした空間を作り出し、これからのにっこり文庫を彷彿とさせるものでした。
音楽の力、文化の力って素晴らしいですね。
母は強し!?
来客の予定があり、早々ににっこり文庫を後にしましたが、新庄に帰ってきて裏の道を見ると、道の真ん中に真っ赤なザリガニ。
雨だから?近づくとハサミのある腕を大きく広げて威嚇、よく見ると、お腹に子どもたちがびっしり。
子どもたちを離す場所を探していたのかもしれませんね。
南海の島の産卵のためのカニの大移動、よく映像で見かけますが、ザリガニも同じような行動をとるんでしょうか。