見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

ノーム・チョムスキーの慧眼

2020-09-12 21:50:21 | 本や図書館

ナスとベーコンがあるけど、今夜は何を食べようか?
ちょっとググって、あっ、そうだ!初挑戦のパスタにしよう!
ワインは赤しかないけど、、、ジャガイモなどとトマト缶、ツナ缶でさっと作った作り置きの煮物も一緒に炒め、茹で上がったパスタを絡めてと、さすが美味い!
既に胃袋の中で写真はないけど、、、

今日のメインは、現在世界一の知識人と言われるノーム・チョムスキーの慧眼について。
その前に、今朝我が家を出る時に気付いた風で落ちた柿、なに!?もう熟柿の一歩手前じゃないですか~!自然は早々と秋を先んじて感じているのでしょうか?
つい二日前は、9月にしてあの酷暑、それが、この恵みの雨で9月らしいお天気に激変!?ちゃんと季節なんですね。

さて、もっとチョムスキーの知見に触れたいと、先日比較的新しく発刊された3冊の本を買い求めたのですが、うち2冊は新書で、それぞれ「知の巨人」5人づつのインタビューをまとめたもの。
先日チラリと書いた昆虫学のエドワード・O・ウィルソンはその一冊、昆虫好きのお子さんにぜひ伝えたいと、お母さんに貸しちゃって、、、
2冊目の新書を開いたらトップにチョムスキー、読み始めるとやはりすごい!断片的に持っていた知識が繋がって来るし、直観的に感じていることは正しいかも。

チョムスキーの慧眼
アメリカ社会は内側から崩壊してきている、凄まじい勢いで伸びている金融セクターは経済にとって有害、軍事システムは大変な出費、健康保険システムを他の先進国並みにするだけで負債は消えてしまうだろうけれど、それでも尚他の追随を許さない状態ではあるけど。

自由貿易協定と称しているけれど、実際は製薬会社やメディア、大企業に対する保護政策、一方、労働者たちは国際競争の海に放り込まれた。

アメリカの大統領選挙を引き合いに、メディアは本当に重大な案件は報道しなかった。(メディアにとっても、国民は暗愚な方が良い?)

そういう構造なのか!中東や中央アメリカの混迷を引き起こしたアメリカなどの身勝手そのものの論理とやり方。ISの土壌はアメリカが作った。
片棒を担ぐ日本、集団的自衛権の法制化で渦中に引き込まれる構造。集団的自衛権の行使は、イラクや中東の国々を破壊するということを意味する。

諜報活動とは、国民をコントロールすること、そして政府のやることをすべて肯定するためのもの。
そもそも政府は、自ずと国民を敵視するようになり、統制しなければならないと考える。権力システムとは本来そういうもの。

戦争の正義は勝者が独占し、敗者は自分たちの犯罪を償わなければならない。

などなど、、、

上古代、カタカムナの文明を持った私たちの祖先は、簡単に意識を共有化できたのだとか。
数多くの便利を手に入れた現代を謳歌する私たちは、人の深い感性をどんどん削いできたのかもしれません。
真実を洞察できる眼と、直観力を磨きたいものだと改めて感じています。

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