小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市にある全ての児童公園に出かけようと始めた児童公園巡りの29ヶ所目は前川にある町家児童遊園地に出かけた。前川地区には街区公園で似たような名前の町家公園があるが、町家児童遊園地は神社の裏手にひっそりと遊具が設置されている公園だった。小田原市前川の町家児童遊園地は国道1号から30mほど北側にある浅間神社境内に所在している。周辺は古い家屋や公民館があってどことなく懐かしい雰囲気。神社境内に併設の児童遊園地は拝殿前のスペースに遊具が設置されている場所が多いが、町家児童遊園地は拝殿裏が広場になっていて遊具が3種類設置されている。設置されている遊具のうちの一つが4連鉄棒。同じ高さの2連鉄棒を二つくっつけた形。塗装が色あせていて結構経年している。ブランコも2人用を二つくっつけた形。鉄棒もブランコも同時に4人で遊べる仕様となっている。浅間神社内は石塔・石仏が多くて歴史を感じる。今から230年ほど前に造塔された明和年間の庚申供養塔は彫りが深く精緻でなかなか見事。神社南側の玉垣前にはベンチが置かれて休憩出来るようになっている。児童遊園地部分は少し物足りなさを感じるが、全体的な雰囲気はどことなく懐かしさと長閑さがあって個人的には好印象の児童遊園地だった。
【児童公園データ】
・所在地:小田原前川586
・敷地面積:神社の境内全部含めると中規模
・遊具:4連鉄棒・ブランコ・古タイヤ
・ベンチ:×2
・水場:無
・トイレ:無

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