<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

弟のことが気がかり

2015年10月24日 09時55分00秒 | Weblog

6時半のラジオ体操がすんだ後で外に出た。まず小葱を摘んだ。竹製の丸いお盆にこれを列べて乗せた。ちんまり青い丘ができた。それからチンゲンサイを間引きした。剪定鋏を使って根元を切断してから数回水洗いした。それから今度は畑の巻かない白菜を間引きした。もうずいぶんと大きく育っていた。これも根元を切って揃えた。お隣に差し上げた。それからフカネギ畑へ移動して、まず草取りをし、柔らかくなった土をふんわり成長点のところまで盛って被せた。一仕事あった。9時を過ぎて家に入った。家内は今日は檀家寺の掃除当番で8時には出掛けて行って留守。一人で朝ご飯して後片付けをした。

何をしていても弟のことが気がかりだった。死ぬというのはどういうことなんだろう。此処にいなくなってしまったら何処へ行ってしまうのだろう。もっと仲良くしておくべきだったな。あいつは僕なんかよりもずっと優秀だったな。全ての面に於いて僕を凌駕していた。しかし、病魔に襲われてしまった。そしてもうすぐ娑婆の縁が尽きようとしている。今のうちに何かをしてあげられることはないか。などなど。

昨日夕食前にもう一度病院に行き8時まで傍についていた。弟は個室に移動していた。夜勤の若い看護婦さんが腕に注射針を刺そうとするのだがなかなかこれができない。もうどこもここも膨れあがってしまっているのだ。点滴が落ちるまでに30分はかかってしまった。痰が喉に詰まるらしくて起き上がって痰を吐いた。見ると色が付いていた。病室のカーテンは開けたままにしていてほしいらしかった。光を欲しがった。外はもう闇になっているのに。個室には付き添いの者が寝られるように簡易ベッドが用意されていた。弟の奥さんが来て、交替した。一晩看病をするようだ。最終段階になっているのかもしれなかった。

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