<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

理屈じゃない

2015年10月25日 11時28分38秒 | Weblog

理屈じゃないんですね。その場では感情が優先しています。つらく悲しいのです。仏教書がどれだけ慰めてくれても目の前の人間の生き死にの様子がその慰めをチャラにします。救済をするはずの仏さまが救済を放棄して吹き飛んでいってしまったようで空しくなります。とても、これでは、仏陀の信仰者とは言えません。

弟は枕元に分厚い仏教辞典を置いて、それまで読んでいたところに紙縒りを挟んでありました。開けてみるとそこには「本覚の思想」が記してありました。或いはここが気になっていたところなのかもしれません。

辞書によれば、本覚というのは衆生に本来的に具わっている清浄な覚りの智慧だとあります。仏さまと同じ智慧と慈悲、衆生を生かし続けている仏性のことです。修行によってこれを明らかにしていくのが仏教者の務めとなります。本覚思想とは天台宗の思想潮流で、この現実世界はすべてこの本覚の顕現だとして、現実世界の絶対性、大肯定が説かれています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤ちゃん誕生

2015年10月25日 11時15分19秒 | Weblog

お習いをしている習字のお師匠さんが23日に無事に元気な赤ちゃん(次女)を出産されたようです。3400グラムあったようです。お師匠さんの妹さんが2才になった長女の方を散歩に連れて公民館の滑り台に遊ばせておられました。それでこのお目出度いニュースをサイクリングの途中で知りました。おめでとうございますを連発しました。赤ちゃんが生まれるというのは朗報です。聞いた耳がよろこびます。胸の内が急激に明るくなります。死ぬニュースは人を暗くするけど、出産のニュースは人をその何倍も明るく嬉しくします。日本中どこにも赤ちゃんがたくさんたくさん生まれてほしいなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間引き菜のお裾分け

2015年10月25日 11時00分31秒 | Weblog

昨日はわが聚落の公民館移動図書館の日でした。老人衆が集まって来られます。午前中に間引きした秋野菜のかずかずをここへ持ち運びました。みなさん各自で分けて持ち帰られました。大根、白菜、小松菜、蕪や高菜のベビーリーフ、ピーマン、隼人瓜などをどさりと公民館の玄関に列べて、そこにビニール袋も置いていました。農家でもいまは野菜を作られないところが多くなってきています。高齢化していて、しかも、跡継ぎの若者が残っていませんから。わたしのような非農家がプランター栽培をして、農家さんに野菜を提供するというのも変なんですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズメバチに肝を潰す

2015年10月25日 10時18分12秒 | Weblog

10時のおやつ。どら焼きを食べています。小型の。6時半のいつものラジオ体操と口体操、簡単気功法体操をした後、しばらく外に出て秋野菜の間引きをしました。それから朝ご飯。いただいた新米を炊いてありました。高菜の一夜漬けに鰹節をまぶしてのせました。小松菜のおひたし、蕪大根の味噌汁もおいしく食べました。食べたらすぐにまた外に出ました。お天気がよくて家の中には籠もっていられません。使っていないプランターが数個あったのでこれにホウレン草の種蒔きをして遊びました。スズメバチが唸り声を上げて飛んで来て肩やほっかぶりしている頭に止まりました。どうなることかと肝を潰しました。縞模様のシャツがどうもいけなかったようです。そこで慌てて家の中に駆け込み、純白のシャツに着替えました。しばらく、しかし、休憩をします。スズメバチは裏庭の山茶花の大木に登った隼人瓜の、大群落のところに根拠を置いているようです。

昨日は午後から弟の傍についていました。幻覚がはじまったようでした。枕元周辺に何かがあるらしくそれを指でつまんでどける作業を繰り返しました。寝ているかと思うとすぐに起き出してきて、ああ、きついきつい、苦しい苦しい、中々死ねないなあと言います。こちらも辛くて悲しくてなんと返事をしていいのか分かりません。腹水もたまってきて膨満感があるようです。しょっちゅう痰をとります、力を込めて大袈裟に。吐き気が続くようです。水でぐちゅぐちゅうがいをします。それが終わったら付き添いがうがいのプレートを新しく交換します。

帰りがけにナースステーションにおられた日直医の若いドクターに呼び止められました。そして面接室で現在の状況を説明して頂きました。兄だとすぐに分かったようです。腹水がなぜたまるのかも説明してもらいました。酸性の強い胃液が逆流をしてきてそれが肺を冒して肺炎にかかる危険率が高まってくるとも言われました。意識が混濁した後の延命治療の是非についても話されました。弟の家族の者は、いたずらに苦痛を長引かせないで、できるなら最後は自宅で看取ってあげたいと考えているようです。

今日もお昼から付き添います。昼間はわたしの家内も娘もローテイションに加わります。昨日は娘が途中替わってこれましたので、ひさしぶりにサイクリング(約10キロ)に出ました。気分が刷新されました。夜中、苦痛の表情の弟のことを考えて、気持ちが塞いでしまって、こちらまで吐き気に見舞われてしまいました。でも、午前中の農作業で、秋日和の空のように暫時からりとしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする