4月18日月曜日。本日の船は「くろしお丸」(八丈~青ヶ島)、条件付き出航が決定されました。
16時15分、終点の浜田駅到着。小倉駅を9時前に出発して、浜田まで215.8キロをおよそ7時間の汽車旅。浜田駅は山陰の旅で何度か素通りしているんですけど、下車したのはいつ頃でしたっけ?と調べてみたら、出てきました。
2009(平成21)年。12月28日なので、ジローさんと年末の帰省。東京から出雲市まで寝台特急の「サンライズ出雲」。出雲市から普通列車で浜田までやってきて、ずーっと山陰本線で長門二見までとなると非常に時間がかかるので、特急で新山口へ。
小倉を8時10分に出発する東京行きの「のぞみ10号」で新山口へ。新山口から特急スーパーおき2号で浜田に着くのは11時4分。新幹線と併用すれば、在来線特急券は乗継ぎ割引が適用され、半額になります。このルートだとおよそ3時間だけど、ずーっと山陰本線経由だと7時間かかります。
2009年に下車したときはJR西日本の標準仕様、青帯だったんですけど、現在は地域ごとのカラーリングに変更されています。益田から米子まで米子支社なので、ピンク色。米子を過ぎると萌葱色、京都口は紫色に変わります。
山陰自動車道などの整備がなかった昔はほとんど貨物列車の輸送が行われていました。ここで貨物のホームがありましたが、貨物列車の需要が減少し、貨物ホームの跡地に新しく国立病院の浜田医療センター建立。うちの住んでいる地域の大きな病院は3ヶ所あり、どれも車がないと不便な場所にありますが、ここは車を持たない高齢者にとっては便利かと思います。
益田から1両編成のワンマンカーなのに、不釣り合いなほどホームはすごく長いです。長編成の列車が行き交っていた国鉄時代の名残でしょう。
東京から寝台特急「出雲」号の終点はここでした。
ここからホテルが見えますが、区画通りにきちんと建てたのではなく、なぜかちょっとずれたような位置。今夜泊まるところはあそこではないんですけど、窓から見える景色がちょっと変わっているかも知れません。医療センターも駅ホームと並行するような形ではなく、ちょっと斜め横になっています。建築基準法に基づく許可は市がやっているので、なぜそうなっているのか聞かないとわかりません。