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東京駅と東京中央郵便局

2012-11-22 00:00:01 | 日記・エッセイ・コラム

 今日はネタ切れ・・・なので、10月の半ば頃に撮影したものを少しアップ。
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 復元工事完了直後の東京駅真正面。
 写真の右上に、オーブらしきものが写っていますね??
 オーブとは、肉眼では見えないものなのに、カメラのレンズを通すと、球体の霊魂になって現れます。
 何を訴えて出てきたのか、私もよくわかりませんが・・・東京駅は1923年の関東大震災、1940年代の東京空襲も経験していますので、その古い霊かな?当時のアメリカ当局では、日本国の象徴である皇居に焼夷弾や爆弾を絶対に落とすなと指示があったため、皇居エリア外の東京駅に落とされてしまいました。頑丈なレンガ造りは無事でしたが、丸みを帯びた屋根が焼失。

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 大正時代に建てられた屋根もそっくり再現されています。
 屋根の下は東京駅ステーションホテル。


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 東京駅舎を復元するなら、その景観に合わせるように昭和8年に建てられた東京中央郵便局の外壁を残し、その上に超高層ビルのJPタワー。

 

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 新しい東京中央郵便局がオープンしたのは2012(平成24)年7月17日。
 2ケ月ちょっとだけでオレンジ色の「郵便局株式会社」消滅。


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 同じ「郵便局」の組織だというのに、時間内は「東京中央郵便局」、時間外は「銀座郵便局JPタワー分室」。
 

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 オープン直後に来たときは、「日本郵便」の表示ですが、今は「郵便局」に変わっています。
 
 

201211220009_2 同じ郵便局の組織になりましたが・・・「銀座・JPタワー分室」の消印が欲しくて、ピンポーンと呼び鈴を鳴らす輩が多く、容易く開かなくするために「保管物の受け取りは、エレベータを使って、地下2階へお越しください。表の東京中央郵便局が開いている時間帯なら、あちらへどうぞ」という案内が立っています。なんだ、こりゃ・・・呼び鈴を鳴らしても、この窓口を開けるということはなさそう。

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 およそ80年の時空を超えて、見事に再現。
 建築当時、郵便物の発送は東京駅から鉄道で。
 昔は住所と名前だけで、配達できましたが・・・戦後の高度経済成長期を迎えると、郵便物の取扱量がすごく増えてしまい、いちいち宛先を見ては仕分けするのが大変になってしまいました。

 そこで、昭和43(1968)年、日本で初めて郵便番号導入。
 当時の輸送方法は鉄道なので、東京を起点し、時計回りのように番号を割り振った説もあります。郵便番号を見ただけで、どの都道府県、しかも市町村あたりまで把握できる人はかなり郵便に詳しい方です。(笑)
 100番台は東京中心部。伊豆諸島も東京中心部に属しており、全島100番台。
 伊豆大島は子番号の01と02、利島03、新島04、式根島05、神津島06。ここまでは東京から近いグループ。遠くなるグループは三宅島12、御蔵島13、八丈島は大きな島なので、14,15,16。やがて最南端の青ヶ島は17、最も遠くなる小笠原の父島は21、母島22。
 1番ややこしいのは、沖縄と北陸、南東北が一緒になった900番台。
 沖縄県は900~907、北陸の福井県から新潟あたりは910~50番台、南東北の福島県と宮城県、山形県は960~990番台。さらに北上する秋田県や青森県、北海道は頭がゼロ(0)。9の次は10になるので、「ゼロ」という扱いだそうです。

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 一生に一度は泊まってみたい、超贅沢な東京駅ステーションホテル。
 1泊するだけでも福沢諭吉さんを何枚も用意しなければならないそうです。
 

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