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2026(令和8)年からJRの運賃改定

2025-01-09 00:02:56 | 日記・エッセイ・コラム

 2026(令和8)年から改定

 ・往復乗車券、連続乗車券の廃止

 ・JR東日本管内の「山手線内」および「電車特定区間」の運賃体制を廃止し、「幹線」に統合するので、実質値上げ。

 ・東京から熱海までは、経由欄が「東京・新幹線・熱海」ならJR東海の新幹線、「東海道」ならJR東日本の在来線ですが、どちらも同一路線扱いなので、新幹線経由のきっぷでの在来線、または在来線経由のきっぷで新幹線に乗っても問題ありません。
 ところが、2026年からは、新幹線経由と在来線経由の運賃が異なるので、別線扱いになるとのことです。

 
 電車特定区間廃止後は「幹線」と同じ運賃になりますが、若干値上げされます。

 例えば、
 山口県の幹線、JR美祢線の美祢から長門市まで26.1キロ、510円区間。
 東京都の電車特定区間の東京から武蔵小金井まで29.1キロ、490円区間。
 (26~30キロの運賃表から算出)
 
 2026年3月からは電車特定区間は廃止、幹線の新運賃にすると530円区間。美祢線はかつて石灰石の貨物輸送が多かったため、「地方交通線」ではなく、「幹線」として分類されています。
 
 JR西日本の値上げがなければ山口県のローカル線より、東京の中央線のほうが運賃が高くなりそうです。

 ずっと昔の国鉄時代、北海道から山手線も含めて九州まで、全国どこに行っても運賃は統一されていました。国鉄時代末期に、国鉄再建法に基づき、利用の少ない路線は地方交通線に指定し、運賃は若干高めに設定。電車特定区間は大都市圏にあり、幹線よりも運賃は若干安めに設定。他に山手線内運賃といったように4種類もありました。
 2026年からJR東日本は電車特定区間および山手線運賃を廃止し、幹線に統合する予定ですが、JR西日本は関西圏内の電車特定区間または大阪環状線運賃をそのまま存続する方針のようです。

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