今日も片方の白内障手術を受けにドックおじさんを眼科医に連れて行った。
前回はチャングム、ハン尚宮が同行、手術室に入れたのはチャングムだけ。ハン尚宮は待合室でまる1日待ちぼうけ。
今日も12人に執刀、ドックおじさんは3番目。
いつも行っている診察室、検査室ではなく、別の部屋に案内された。
手術前室で手術を受ける人は浴衣とヘッドキャップを着用。付き添い人は白衣の手術着にヘッドキャップ、マスク。
回復室からは塵1つもないクリーンルーム。数台のベッドが置かれてあり、点眼薬を付けたり、精神状態をリラックスさせるようなところ。部屋も落ち着いた色調なので、点眼中は私もついウトウト寝てしまいました。
「ドキドキしますか?」
「大丈夫だ」
「じゃ、精神安定薬はなくても大丈夫ですよね」
まわりを見ると、全員精神安定薬を服用していた。
恐怖におびえる患者さんに優しく励ます看護師さんも。
あっという間に私の番になり、手術準備室へ。回転寝台ベッドの上に寝かせ、麻酔点眼や眼の表面を消毒する薬液を何度も流したり・・・。点滴を接種、これで準備万全。緊張しているかように手をにぎっていたので、「リラックスするように」と筆談で伝えられ、「緊張せず、何も考えずに、ほっとしたような気持ちになって」と手話で伝えた。
手術準備室のモニターでは執刀中の様子が映し出されていた。
「手術室に入りますか?」
「私も入ると邪魔にならない?」
「手をにぎっておいて、反応があったら、知らせて欲しい」
「はい」
さすが、手術室。緊張してしまいます。ドラマで何度か手術室を見たけど、本物は初めて。
「執刀開始」
横にあるモニターに目をやると、眼の表面がモニタ-いっぱい映し出されていた。
助手さんが「DVD録画」のボタンを押下。
執刀中の様子をDVDに録画し、正々堂々と間違いなく執刀しますというようなもの。ミスを隠匿しない信頼できるお医者様ってことだ。
小さなナイフのようなもので、眼の表面に少し挿入。見ているだけで痛そうなのに、にぎっている手の反応がなかったので、本人は痛くないみたい。
超音波で白く濁っているレンズを少しずつ破壊。少しずつ吸引し、きれいな表面に変わった。
それから人工レンズを挿入し、少しずつ調整。
「はい、おわりです」とベッドは手術準備室に退出させ、準備室で待機している患者と入れ替わり。
「えっ、もう終わったのですか!?」とびっくりした。
「そのまま寝かせておき、検査をやります。待合室で待っていてください」と待合室へ。1時間程度で終わるだろうかと思ったら、2時間過ぎても呼ばれない。
「どのくらいで終わりそうなんですか?」
「あと30分くらいです」
やっと病院を出たのは3時。さすがに腹が減りました(笑)。10分程度の執刀なのに、事前準備や事後検査などでまる1日かかるらしいです。
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