(中日新聞 2月16日より抜粋)
JR西日本は、石川県内の北陸線でICカード「ICOCA(イコカ)」を来年四月以降、順次利用できるようにする方針を固めた。城端線(富山県)の新高岡駅でも使えるようにする予定。
北陸では二〇一七年度末までのICカード導入を目指していたが、昨年三月の北陸新幹線開業による需要の高まりなどを受け、時期を早める狙いとみられる。
北陸では、新幹線開業で経営移管された並行在来線のあいの風とやま鉄道(富山県)がICカードを導入済み。新高岡駅で使えるようになれば、同駅で新幹線と接続する城端線と同鉄道をICカードで相互利用できるようになる。
また石川県のIRいしかわ鉄道も導入を検討、JR西に足並みをそろえるとみられる。これにより、石川県内の北陸線と両並行在来線がICカードで相互利用できるようになる。今後、導入する各駅で自動改札など必要な整備を進める。
北陸でのICカード導入方針は、一七年度を最終年とするJR西の中期経営計画に盛り込まれており、これまで計画期間のできるだけ早い時期に導入するとしていた。新幹線で石川を訪れた首都圏からの客などがICカードを使えず、早期導入が課題となっている。 (曽布川剛)
JR西日本は、石川県内の北陸線でICカード「ICOCA(イコカ)」を来年四月以降、順次利用できるようにする方針を固めた。城端線(富山県)の新高岡駅でも使えるようにする予定。
北陸では二〇一七年度末までのICカード導入を目指していたが、昨年三月の北陸新幹線開業による需要の高まりなどを受け、時期を早める狙いとみられる。
北陸では、新幹線開業で経営移管された並行在来線のあいの風とやま鉄道(富山県)がICカードを導入済み。新高岡駅で使えるようになれば、同駅で新幹線と接続する城端線と同鉄道をICカードで相互利用できるようになる。
また石川県のIRいしかわ鉄道も導入を検討、JR西に足並みをそろえるとみられる。これにより、石川県内の北陸線と両並行在来線がICカードで相互利用できるようになる。今後、導入する各駅で自動改札など必要な整備を進める。
北陸でのICカード導入方針は、一七年度を最終年とするJR西の中期経営計画に盛り込まれており、これまで計画期間のできるだけ早い時期に導入するとしていた。新幹線で石川を訪れた首都圏からの客などがICカードを使えず、早期導入が課題となっている。 (曽布川剛)