小湊鐡道さんは、大正末期に開業。現在もその頃の雰囲気を残しているので、車両や設備も古めかしくレトロっぽい。
そのためか、「1人だけなのになんで2枚なの?売ってあげない」といった、明治の官営鐡道っぽい雰囲気にドックおじさん(父)が憤った経験あり。
・旅の出発は小湊鐡道 2010年12月28日
小湊鐡道の駅名看板に旧字体の「上總(上総)」と書かれているところもあるそうです。
自動券売機もなく、有人駅はすべて硬券で手売り。(パスモやスイカなどの交通系のICカードを読み取る装置を置けばいいのに、西武、東急などの古くて昭和の電車を譲りうけている秩父鉄道と同じく導入する気配はなさそうです)
上總久保驛はどこにあるのか、全然わからなかった。
五井~上總牛久間は比較的本数が多く、交差点の信号に「○○駅入口」の表示がついているが、上總牛久を過ぎると、典型な田舎になり「駅はこちらです」といった標識は皆無。
カーナビは車内高温による故障を防ぐため、その日は取り外してしまいました。
携帯電話の地図アプリ、「現在地を見る」にクリック。
あの路地に入れば、駅に行けるかもと大まかに把握すると、やっとたどり着けました。
カーナビがなくても、携帯電話で現在地の周辺マップを調べられるなんて便利な時代になりました。
遠くからみると、まさしく、日本の原風景になっていますね。
駅の顔と言えるべき、「上總久保驛」の看板。
養老渓谷の近くに「上總大久保驛」がある。
新大久保は山手線の駅、大久保駅も中央・総武線。
東京の「久保」は韓国街の近くなのでとてもにぎやかなのに、こちらは人を全然見かけず、非常に閑散しています。 えっ!?この駅の照明は40ワットの直管蛍光灯2本だけ!?
駅看板のとなりに電気メーターがついていますが、契約アンペア数は30Aになっていました。
80Wだけなら、最低の10Aでも十分じゃないですか。
10Aの基本料金は260円、30Aは780円になります。
こういう無駄を見直し、その分運賃を少し下げて欲しいな。
駅だというのに、蛍光灯2本だけだと夜はさぞかし暗いだろうな・・・。 特記すべき風景は・・・・
大銀杏です。
今は緑色で生い茂っていますが、秋になると美しいほどの黄金色を放つらしい。
違う季節に訪ねてみたいと思える駅でした~。