物心ついた頃はパタパタページをめぐるタイプの大型端末。
この機械でした。モニターは黒地に緑色の文字。あの頃はネットで予約するシステムがなく、指定席券の予約は必ず駅の窓口で購入していました。特に年末年始の新幹線をリクエストして照会結果が「NO」とモニターに映し出されるとがっくり・・・ということもありました。それでも空席がある代替案も端末が回答してくれるので、この席はないんだけど、次の列車ならありますよ、どうしますか?といったとようなやりとり。
上は乗車駅、下は下車駅といったように駅名が書かれたページにピンを差し込む穴がありました。下関駅の端末は山陰本線のページを開くと、下関からおよそ益田あたりまではすべて駅名収録。ところが、同じ端末であっても遠く離れた東京駅とかの端末は山陰本線のページは主要駅のみ。長門二見とかのマイナーな駅名はなく、電報略号「ヒロフタ」とキーボード入力。経由を入力するのも、シンカーサンヨーサンイ。
今の新しい端末はタッチパネルの液晶モニターなので、ながとを入れただけで、長門の付く駅名がずらりと表示され、長門二見をセレクト。下車駅は東京。経由は山陰ー(幡生)ー山陽ー(新下関)ー新幹線ー東京といったように接続する次の候補一覧が出て、当てはまる駅名や線名をセレクト。簡単に発券できるけど、昔のM型は入力するカタカナの文字を間違えただけですぐエラー。ずいぶん進化しました。
M型端末の型番。東海道新幹線が開業した1964(昭和39)年、予約は手作業ではなくコンピュータがやって欲しいと国鉄が日立に開発を依頼。現在の真新しいMR52Nも日立製です。前のMR52の改良版として、印字のカスレを発生させないようにヘッドクリーナ付き。沖電気もきっぷの統一性を図るため、日立製と全く同じフォントを使用。
M型端末の先代機種。
マルス104 活字棒。装置に列車名の活字棒を差し込み、両端に穴があいているきっぷのフォームに印字するタイプ。1972(昭和47)年頃。
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