非常に珍しい飛び地の「埼玉県の中にある練馬区」の話題はずっと前からありました。
ソースネクスト社のデジタルゼンリン全国地図で「練馬区西大泉町(郵便番号 178-0066」をヒットした地図です。
ずっと昔、都県境ギリギリの埼玉県側に住んでいたころ、あの場所はどうなっているのか見に行きたいと思っていましたが、わざわざ見に行くほどではないと断念。
・西東京エリア情報「わが町のハテナ 飛び地のナゾ」
この本でもなぜそのような経緯になったのか、はっきりしないが、江戸時代の幕藩体制にあったらしいです。
各藩の領地が大名の功績により、私有財産として与えられていたため、藩の飛び地が全国のいたるところにあった。
明治時代の廃藩置県により、そういった飛び地をなくすように編成作業を行ったはずなのに、西大泉町の一角だけ昭和49年の宅地開発で飛び地であることを判明した。
埼玉県新座市に編入したほうが行政面にも便利になるはずなので、住民たちに打診したところ、やはり「東京都」ブランドを捨てがたく、現在に至っているとのことでした。 飛び地は西大泉町だけかと思ったら、もう1つありました。
神奈川県川崎市多摩区の中に東京都稲城市の飛び地があり、読売巨人軍の室内練習場が都県境を複雑な形でまたいで建っています。
練習中の選手たちは東京都と神奈川県をひっきりなく往復しているわけですね。
東京都の部分だけ紹介しましたが、ぜひ本書で日本全国県境の謎をお楽しみください(笑)。
数年前、おがさわら丸に乗船したときの話。
カウンターのまわりに東京から父島までの地図や通過予定時刻、天気図などの展示や孀婦(そうふ)岩の写真も。
小学校国語教科書に高知県出身のわずか14歳の少年、ジョン万次郎が鳥島に漂着し、雨水や海産物や飢えをしのぎ、140日後アメリカの捕鯨船に救助されたという話が載っていました。
ジョン万次郎は初めて渡米した日本人だということで有名です。
「鳥島」という地名はすでに小学生の頃知っていましたので、東京の島々が好きになってしまったかも知れませんね・・・。
そこで地図を見ながら船員さんに筆談で質問してみました。
「小笠原村の海域に入るのは、何時頃ですか?」
「小笠原村の境界ははっきりしないけど、聟島列島が見える朝8時頃かな・・・。ここまでは八丈支庁です」
えー、八丈島近海を通過する夕方の6時頃からずっと12時間以上も八丈支庁の海域を航海しているわけだ。
地図帳を広げても、日本最南端の沖ノ鳥島や南鳥島は「小笠原村」が載っているが、鳥島や孀婦岩とかはどこの自治体に属するか載っていなかった。
この本で謎が解けました。
伊豆諸島が次々と町村制が敷かれ、南方四島(ベヨネース列岩・須美寿(すみす)島・鳥島・孀婦岩は無人島なので、どこの自治体に帰属するか決まらないまま現在に至っているとのこと。
1888(明治21)年アホウドリ※を捕獲するため、八丈島から多くの移住者が暮らしていたが、1905(明治38)年に噴火し、島民125人全員死亡した歴史がある。
最初に移住したのは八丈島の人間だから、南方四島は八丈町に属すべきだと1981(昭和56年)に東京都知事に要望書を提出したことがあるそうだ。
あの海域は好漁場なので、八丈町の所有にしたがったかも知れませんが、最も近い青ヶ島村も所有権を主張。
紛争まで発展したくないのが両町村のホンネなので、所属未定地として東京都の直轄地になっているとのことでした。
(※アホウドリは1960(昭和35)年、国際保護鳥に指定されているので、捕獲禁止になっています)
船員さんの答えはどこの自治体に属せず「八丈支庁」になっていましたが、正解だったのですね。
図書館で興味ありそうな本を見つけました。
本のタイトルは
「知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎
実業之日本社 著者:浅井健爾(Asai Kenji)¥762
ISBN 978-4-408-10712-7
この本を手にとってみた理由は今から10年位前でしたっけ(?)、東京都と埼玉県の県境ギリギリで住所表示が埼玉県で暮らしていた経験があるからだ。
ここまでが東京都保谷市(2001年1月、保谷市と田無市が合併し、現在は西東京市)、数歩先の住むところは埼玉県。
似たような住宅街なので、はっきりした県境は引いていないのですが、どうせ住むなら鼻の先の東京都の境界をこっちまで変更してくれ、と何度か思ったことも。 この本で謎が解けました。
保谷市はもともと埼玉県新座郡保谷村として発足。
地図を見ていると東京府に深く食い込み、交通も行政運営も支障があったため、保谷村をめでたく東京府に移管。
明治時代の「東京府」といえば、今の23区に該当する部分で三多摩地域は神奈川県。
昨年11月、檜原村の三頭山荘に宿泊したときの併設する資料館で「神奈川縣西多摩郡檜原村」と書かれてある資料も見つけた。
山奥の田舎まで東京に編入された経緯は玉川上水の水源地が神奈川縣の管理下に置かれては水道の安定供給が図れないので、神奈川県と東京府が何度か衝突を繰り返し、1893(明治26年)に檜原村も含む三多摩地域を東京府に移管。
当時は三多摩を「多摩県」として独立すべきだという意見もあったらしいです。
「伊豆国」といえば静岡県なのに、伊豆諸島はなぜ東京都なのか?
これも謎が解けました。
1876(明治9年)、足柄県が神奈川県と静岡県に分割、統合されたのに伴い、伊豆諸島は伊豆半島とともに「静岡県」に編入。
ところが、伊豆諸島では江戸(東京)に海産物や塩、織物(黄八丈)を年貢として納め、その代わりお米が支給されていたので、静岡よりも東京に関わりがとても深かった。
「静岡県」の管理下に置かれては島の人にとっても不便が多く、静岡県ではなく東京府に編入したいと望む声が多かったため、1878(明治11年)に伊豆諸島も晴れて東京府に移管。
伊豆諸島の中で1番お気に入りの青ヶ島村だって、2年間は「静岡県」だったときもあったのですね。
「東京都青ヶ島村」はもう何度か聞き慣れているのですが、「静岡県青ヶ島村」はちょっと違和感が・・・。
また興味のありそうな話を見つけましたが、今日はこのへんで。
千葉大原産の真鯛が、いちまんはっせんえ~ん!!。
しかし、よく見るとまわりは数百円の庶民的な魚と混じっていました。
「おお、高いな~、誰が買うだろうね」と羨望な眼差しで通り過ぎるしかありません。 これも房州産のサザエ。
2個780円でした。あまりにも大きすぎたサザエは1個800円。
食べられない殻の部分まで計量されるので、小さなサザエのほうがお得のような気がするけど・・・。(笑)
スーパーでは買えず、海の幸を眺めるだけでしたが・・・ 昨日、山口の伯母から宅配便で海の幸がどっさり届きました。
連休は国王さまのお出ましなんだろうとタイミングよく配達されましたが、残念ながらお仕事中のようなので、帰って来れませんでした。
さっそく、熟手のドックおじさん(父)にサザエのつぼ焼きを作ってくれました。
4個いただきましたが、近所のスーパーで買ったとしたら軽く2千円は超えていたかも知れません。
おかげさまで千葉に居ながら山口に帰っているかような気分をさせてくれます。 サザエの炊き込みごはん。
オレンジ色が光加減で「ウニ」のように見えますが、実際はニンジンです。
私は「ウニ」の産地育ちだというのに、幼いときに見たウニ割りがトラウマになってしまい、口にするのが非常に怖くなってしまいました。
幼いときに見たウニはサッカーボールのような大きさに見えるのです。
(実際は小さいけど、子供時代はすべてビッグサイズに映ってしまいますね)
パカっと真っ二つに割っても針が激しく動いていたので、まるで心臓や器官をえぐり取られても生きる化け物のような印象を受けたからでしょうか。それなのに、イクラやたらこ、明太子は大好物です。 体長30センチの大アジの焼き魚。
養殖ではなく、天然物を釣り上げたものを直送なので、何もつけなくても美味しい。
このあいだの年末もヒラソ(関東では「ヒラマサ」)、サザエ、あわび、イカなど戴いたばかりなのに、いつもありがとうございます。<(_ _)>
ブログ人のメンテナンスがありましたので、昨日は更新できませんでした。
更新するのにとても重たかったり、コメントの投稿ができなかったりの不具合が解消されました。
話は変わって・・・
チャングムさんからのメールにほのぼのとした画像が添付されていました。
ひなたぼっこのマナちゃんです。
今日はとても暖かくてマナちゃんもついウトウトしてしまったでしょうか。
天気予報によれば、週末もまた積雪の恐れがあるとのことでした。
平日はよいお天気が続き、週末になると崩れてしまうパターンがこの頃続いているような気がします。
平日の人間活動で発生した熱を空に送り込まれ、週末に雨や雪を降らしているみたいですね・・・。(T_T)
何だか最近青ヶ島ばかりで申し訳ございません。
青ヶ島に興味を持つようになったのは中学生のとき。
初めて大島に行ったとき、この先もずっと島が続き、最南端は青ヶ島だということは知っていましたが、当時はインターネットもなく、中学校の地図帳でしか情報が得られません。
中学生ながら「青ヶ島に関する観光の情報や地図などがありましたらお送りください」と返信用の切手を同封し、青ヶ島村役場にお手紙を出してしまいました。
すると・・・チクマ離島シリーズ 青ヶ島(村役場編)冊子と1枚の観光ガイドみたいなものが送られてきて、色々な写真に興奮していたような記憶はあります。
あれから数年後・・・・念願だった青ヶ島上陸を果たしたのは1999(平成11)年。
今の時代だと青ヶ島にお住まいの方々がブログを立ち上げ、毎日新鮮な情報を届けてくださるのですが、1999年といえば「青ヶ島」を検索してもヒットできるサイトは少なく、まるで未知の島に探検に行くかような気分でした。
当時のデジタルカメラは高嶺の花なので、古いアナログの8ミリビデオカメラとフィルム式のカメラを持参し、初めての青ヶ島を撮影。
あれからわずか9年後の今年、撮影機器がずいぶんとコンパクイトになり、持ち運びも便利になってきましたね。
また青ヶ島の動画です。
青ヶ島をしのびにあおちゅう(青ヶ島焼酎)飲んで動画も載せて・・・・。
また青ヶ島の夢を見てしまいました。
前回は平成流し板トンネルの中を歩いていたら、少しずつ天井や壁が縮んでしまい、身動きができなくて布団のなかでもがく夢だったのです。
今朝は現実逃避したいわけでもないのに、本当に何もない島で何をすべきか模索する自分がいました。(笑)
今日ご紹介する動画は三宝港を起点し、右回りで池之沢のプリンのような形をした丸山、そして集落のある岡部地区、郵便局前を経て三宝港にいたる都道236号線の風景です。
(循環線になっているのは確かですが、西側あたりで崖崩れによる通行止め)
三宝港から集落までおよそ5キロ、徒歩2時間程度。ウォーキングしたい!と思いつつ、なかなか現実にいたりませんでした。
次回の青ヶ島はレンタカーに頼らず自分の足で歩くことにしますか。(笑)
それでは都道236号線の風景をお楽しみください。
ちなみに240号は小笠原の父島循環線、241号は母島の南北道路、北港南崎線。
241号の終点はちょうど南崎に通じる遊歩道の入口。ここが都道最南端の地になっています。(硫黄島は都が管理しているのではなく、自衛隊)
新宿駅前の都庁あたりも確か「都道」の標識が出ていますが、えらいギャップを感じます。
前日の天気とは打って変わり、今日はとてもよいお天気。
故郷の友人がここに訪ねてくるので、駅へ迎えに行く途中の写真です。
ここは田舎なので、雪がまだ残っていて凍っているところが多いのに、市街地だとご覧のとおりきれいに溶けてなくなっていました。 今夜の一品。
久しぶりに鶏の唐揚げが出ました。
自家製のキムチも添えて。
キムチはどんな料理でも合います。
内容が和食だったら、キムチは出ないけど、鶏の唐揚げは韓国でもありますよね。 ビールのおつまみにピッタリだけど、これも意外と合います。
青ヶ島のカンモ(さつま芋)で作られた幻の焼酎 「あおちゅう」 。
なくなりかけたら、また青ヶ島から取り寄せてもらっています(笑)。
夏の間は冷たいパッションジュース(なければオレンジジュースで代用)で割るのですが、今の季節はお湯で割ってもとても美味しい。
「ひんぎゃの塩」だけではなく、こちらも青ヶ島のお土産として有名です。
(青ヶ島で何本か買い占めると持ち帰るのが大変なので、ゆうパックで送ったほうがよさそう)
「明日は積雪の恐れがあります」と天気予報で言っていましたが、大したことはないだろうとタカをくくっていたら・・・・。
大雪!!でした。
幸いにも今日は非番なので、朝早くからノーマルタイヤで出勤しなくてよかった・・・。
でも、半数体制で今日は出勤日の皆さん、本当にお疲れ様です。
同僚の友人にメールで聞いたところ「900人程度の入館者があった」とのことでした。通常は2000人程度なので、半分は外出を控えていたみたいですね。
メール便3通を出しに近くのコンビニに向かう途中。
雪がなければ3分程度で行けるのに、新雪の上を歩いたせいかいつもよりはかかりました。
写真を撮ったのは3時頃だと思うのですが、何もない田舎なので、わだちや足跡も全然・・・。
明日(2月4日)は立春、よいお天気に回復する見込みです。
早朝の凍結にくれぐれもご留意ください。
この動画は半年前にアップしたものですが、今回はWindows, Mac,携帯電話でも見れるようにビデオ共通ファイルにアップしました。
インターネットのおかげで都会と田舎の格差がなくなり、田舎暮らしに憧れている方が最近増えたらしいです。
田舎でモノを買いたいと思っても、街に行くよりもインターネットのほうがずっと速い。
青ヶ島も2004年からブロードバンド導入、手軽に欲しいものを取り寄せられるようになったみたいです。
田舎でも便利な通信販売のサイトは・・・
・NetMile(ネットマイル)
買い物で貯めたマイルをANAマイレージクラブに移行可能。
(600マイル → ANA100マイル)
連携ショップ 353店
・Amazon
1500円以上のお買い物で全国どこでも無料配送。
本だけではなく、DVD、パソコン、サプライ品、家電具なども買える。
Edyも対応しているので、マイルも貯められる。
「お急ぎ便」は300円アップ、当日の受注締切時刻に間に合えば当日配達。(首都圏のみ)
・オンライン書店 bk1
これもEdy、suica対応。「お急ぎ便」(250円)を選択すると、注文した当日にお届け。
(首都圏のみ)
その日のうちに早く本を読みたいときにお勧め。
↓動画は丸山、三宝港の様子です。水中だと録画の画面がなかな見えにくく、手指が写ったりしてこんなふうになってしまいました。
中国産冷凍ギョーザによる中毒発生で400人以上の方が体調不調を訴える問題が起きました。
でも、東京駅丸の内側の新丸ビル5階にある「随園別館」(ずいえんべっかん)の北京料理はとびっきり美味しいです。
東北旅行からの帰りに寄りましたが、また行きたくなるようなお店。 中国人経営のお店なので、本場北京の味をそっくり再現してくれます。
メニュー
の名前は失念してしまいましたが、野菜炒めをオムライス風にしたもの。
海鮮チャーハン。
中国のスパイス?隠し味が効いていて、とても美味しい。
とても美味しくてあっという間に平らげてしまった、水ギョーザ。
安心して召し上がれる本格的な中国料理店です。