10月24日土曜日。本日も「あおがしま丸」は欠航です。明日も厳しそうなので、次に来るのは26日(月曜日)になりそうです。
湯本を出ると、泉、勿来(なこそ)。ここまでは福島県。今度は茨城県の高萩、日立、常陸多賀、大甕(おおみか)、東海、勝田、水戸。あたりはもう真っ暗になり、写真は撮らず。
JR東日本の駅なのに「東海」駅があるのは珍しいなと思ったら、JR九州も「東海」の付く駅名が・・。豊肥本線の「東海学園前」駅。
水戸を出ると上野までノンストップ。「ひたち」は速達タイプで水戸始発の「ときわ」は友部、石岡、土浦、柏も停車する緩急タイプ。
「ひたち」は上野までノンストップとはいえとも、土浦から首都圏方面の本数が多く、混み合っている線路に特急が割り込むのでどこかで速度を落としたり、調整。取手からは複々線になり、地下鉄の千代田線と併走する風景も見られ、東京に戻ってきたんだと実感。
北千住、南千住、三河島、日暮里は快速&普通電車が停車するので、特急も一時停車。
やがて上野。山手線とは別線の上野東京ラインを通り、東京。
「特急」なのに、やけに停まるな・・・と思ったら、快速線と常磐線普通列車も停まるので、特急も合わせて徐行したり、駅に停まってもドア扱いせず。
さっきから停まってばかりだったけど、ほぼ定刻通り品川到着。
正式名称は「東海道本線」だけど、常磐線からそのまま直通しているので、駅名票は常磐線の終着駅仕様。
急いで羽田空港へ向かい、アクアラインを通って自宅へ。
福島の途中下車印、東京に近づくところがわざわざ岩沼(宮城県)に北上して、常磐線全線。本当に長旅でした。
10月23日金曜日。昨日はよいお天気、港も静かだったのに今日は低気圧の影響により、欠航になりました。土曜日、日曜日も厳しく、次に来るのはたぶん26日の月曜日になりそうです。
特急にちりん18号は14時33分発大分行き。(「ソニック」は全く別の特急なんですけど、大分で博多行きのソニックに接続するっていう意味)
2016(平成28)年に来たときはまだ工事中だったんですけど、今はもうすっかりきれいに。
JR九州のエキナカ(駅前)百貨店のアミュプラザが宮崎に進出っ!!11月20日オープンなので、撮影日はちょうど2ケ月前。
有人通路で途中下車小印をもらい、出場。
まるで小笠原。青ヶ島も、宮崎県とほぼ同じくらいの緯度。青ヶ島は北緯32度27分。宮崎市はもう少し南に位置しており、北緯31度54分。
あと1ケ月でオープンするアミュプラザ宮崎。
いろーんなお店やレストランが入るので、オープンしたら駅前がにぎやかになりそうです。
西口の様子。アミュプラザ側はまだ商品の搬入前なので、仮の通路。
鹿児島と同じく南国らしい雰囲気が漂います。
その下に・・・・
埴輪がありました。
昭和40年から50年代生まれの方なら・・・・
きっと見覚えがあるかも。
200円(速達用)の切手。65円も封筒15円時代に速達の50円を合わせたもの。宮崎が発祥?と勘違いしてしまいそうですが、200円は群馬県太田市の古墳から出土。65円も群馬県高崎市のはずなのに、なんで宮崎と関わりがあるのかちょっと不明。
今の速達料金は290円。封筒の84円と合わせると374円になりますが、今の時代、速達扱いのレターパックが便利です。バーコードが付与されており、ネットで配達状況がすぐわかります。赤いレターパックの520円は郵便局に到着したらすぐ配達に駆けつけてくれますが、青いライトの370円は到着した当日配達してくれるところもあるし、翌日に回すか各局の判断に委ねているようです。
普通郵便で翌日配達エリアに「速達」を付けても配送時間は全く同じなので意味がありません。2日以上のところに「速達」を付けて翌日配達にしてもらったほうが有意義。
青ヶ島村宛に「速達」またはレターパックはヘリコプター搭載。小笠原村宛に「速達」を付けても意味がありません。「おがさわら丸」に搭載するので、父島や母島に到着するタイミングは普通郵便と一緒になります。
富岡駅を出ると、竜田、木戸、平成時代最後の新規開業駅として話題を呼んだJヴィレッジ駅(平成31年4月20日開業)は通過。JRの駅名に「ヴ」が付くのも初めて。駅前周辺はサッカートレーニングセンターが広がっています。これらの施設はサッカーだけではなくあらゆるスポーツの合宿も可能。
まもなく、広野駅。
あれれ?広野駅って都会でしたっけ!?
広野駅は国鉄時代から使われているこぢんまりとした駅舎なんですけど、震災3年後の2014(平成26)年から当駅まで再開。
・広野駅東側開発整備事業 2018(平成30)年から始まった事業の一環として
真新しいホテルの「ハタゴイン福島広野」。
楽天トラベルやじゃらんなどのネット予約の口コミでは★が4つもついている。
新しいモノに目がない私は今すぐにでも泊まりに行きたいんですけど、ここに用事を作らないとちょっと厳しい。
次は「いわき駅」。
ここで、「祝 東日本旅客鉄道株式会社全線完乗!」
全国で唯一未乗区間は、JR北海道の滝川から富良野間。(令和2年のゴールデンウィークに達成予定だったのに延期)
ここは福島県いわき市なんですけど、温泉のわき出るおおもと(湯本)の付く駅名の本家。山口県・美祢線の「長門湯本」、神奈川県・箱根登山鉄道の「箱根湯本」。あとはどこでしたっけ?湯本は全国で3ヶ所。
清武駅舎。業務委託のPOS端末設置駅。特急も停まる駅なので、特別にオンライン回線を利用した「中継」機能を利用して指定席券を発券しているかも知れません。単なるPOS端末なら、近くのみどりの窓口に電話をして座席の予約が取れたら、補充券に手書きで転記するやり方になります。
清武駅を出ると、まもなく清武川。
宮崎県の中で1番行ってみたいところは・・・・阿蘇と日向の真ん中あたりの秘境、高千穂。
延岡から高千穂までの50キロ、国鉄からJR九州に継承した直後の1989(平成元)年に第3セクターの高千穂鉄道に転換。2005(平成17)年の台風災害により、しばらくは休止していましたが、復旧することはなく廃線に・・・。テレビで何度も「高千穂峡遊覧ボート」が紹介されるたびに行ってみたいな~と何度も思っています。
座席に差し込まれていた月刊の「プリーズ」が廃刊になり、路線図を確認できなくなり、JR九州のアプリをダウンロードすれば今はどのあたりを走行しているか、瞬時に確認することもできる。もちろん、スマホが路線図代わり。
読み終えた雑誌や新聞を読みたければどうぞ、って電車の網棚に置いて降りて行かれる方が多かったのに、今は滅多に置いて行かれる方は皆無に近い。スマホでいろんな情報を読めるし、月額数百円で電子雑誌読み放題の時代になり、「紙」媒体は減少している時代に移行。
まもなく南宮崎。さっきの風景から急に住宅街。
古めかしい国鉄車両をJR九州らしい塗装になっています。国鉄から分割した6社に配色を検討するときに「九州の明るい太陽の国には、燃える熱意の「赤」がふさわしい」として決定された経緯があります。ちなみに東日本は国鉄時代に開業した東北新幹線のラインカラーを緑にしてしまったため、「東北、信越、関東の豊かな緑」として配色も引き継がれてしまいました。
日南線への乗り換え駅でもあり、周辺はにぎやかな都会になっています。
次は、終点、宮崎。
大淀川。このあたりは海に近いので河口付近。
宮崎駅に到着。
宮崎駅に訪ねたのは2016(平成28)年12月以来4年ぶり・・・。
787系は1992(平成4)年デビュー。もう30年近く昔になるとは思いもしなかった。車内のできたてホヤホヤの真新しい香りが抜けられないうちに「小倉→博多」のB特定特急券(自由席)¥500(平成4年当時の価格)で乗りに出かけたのはまるで昨日のように思い出すんですけど・・・。
昨日の船は八重根漁港発着で就航。本日の「たちばな丸」は八重根漁港に入港する予定ですが、接続する「あおがしま丸」は欠航になりました。明日(21日)、明後日(22日)は辰巳および芝浦積み荷作業のため、運休日です。民宿為朝荘の離れにあった、タバコの自動販売機小屋に異変が・・・・。2018(平成30)年のときはいろんな銘柄を陳列し、稼働はしていたんですが、現在は機械を残したまま「銘柄」撤去。「青ヶ島美容室待合所」に変わってしまいました。そこから少し離れた場所で小さな美容室小屋新築。美容師さんが青ヶ島に出張したのみ営業するそうです。(月に3~4日)青ヶ島でお洒落をしたいと思えば、わざわざ隣の八丈島に行かなくても髪を切ってもらえるので、とても便利になりました。2年前にタバコの自動販売機を新しく置いたばかりなのに、今は使われないってことは・・・!?喫煙者減少!?食料品から日常雑貨までなんでもよろずやさん(十一屋さん)は置いていないし、菊池商店が復活?
復旧開通2日後の2020(令和2)年3月16日撮影。もうすぐ昼と夜の長さが同じになる春分の日なので、17時50分頃になってもまだ明るいです。
大野駅も9年間も帰還困難区域でした。解除されたのは3月5日。
サクラが咲いています。
双葉郡大熊町の中心地なので、震災前は「みどりの窓口」あり。
しかし、今は無人駅になり、顧客がご自身で操作したり、遠隔のオペレータを通じて発券する「話せる券売機」設置。自分で操作して発券できるメニュー以外は遠隔のオペレータになってしまいますが、ろう者や機械の取り扱いが苦手なお客さんは無人駅ではどう扱えばよいですかね・・・?乗車駅証明書を取り、車掌さんが巡回してきたら車内で購入するか、クレジット決済したいときは途中駅の「みどりの窓口」で購入する形になるかと・・。
次は富岡駅。被災前は太平洋側にありました。津波で駅舎ごと流失したため、北へ100メートル位置をずらし、線路を付け替え。
ここでも被災前は「みどりの窓口」あり。現在は無人駅の「話せる券売機」。インターネットのえきねっとで予約し、乗車前に「話せる券売機」で話しかけはせず「えきねっと予約の発券」のボタンを押すだけで出てくる。
東京電力福島原発に近いせいか、現在の放射線量はどのくらいなのかデジタルの数字で表示(左側の赤いもの)。現在は0.07マイクロシーベルト。ミリより小さな単位なので、人体には全く影響の出ない数値になっています。富岡を出るともう日没。「停車駅は広野・いわき・湯本・泉・勿来・高萩・・・・」、品川までまだまだ遠い。およそあと3時間くらい。仙台から富岡まで113.5キロ、富岡から品川まで260.4キロも・・・。260キロは東京から浜松までとほぼ同じくらい。目的地まで同じJR東日本とはいえとも、運転士さんはぶっ通しではなく各運輸区ごとのリレーになっているかと思います。私の憶測では原ノ町運輸区(仙台からいわき。岩沼を通過していたので、始発から原ノ町運輸区)→いわき運輸区(いわきから水戸)→水戸運輸区(水戸から上野)→大崎運輸区(上野から品川)かも。
青井岳を通過しても、まだまだ深い山間。
まるで北海道!?道内のどこかで見た記憶があり、なかなか名前を思い出せず・・・・。
思い当たるキーワードでいろいろ検索してみたら、やっとヒット!!
富良野の北部あたり、美瑛の「マルイドセブンの丘」でした。
「マルイドセブン」といえば、日本たばこ産業の主力商品名。と、思ったら、2012(平成24)年に銘柄変更。今は「メビウス」になったそうだな。なぜ、「マルイドセブンの丘」と呼ばれるか調べてみたところ、1987(昭和62)年にパッケージやコマーシャルの撮影に使われ、とても有名になった場所。銘柄が変わった現在も昔の名称で引き継がれているとのこと。
ヒットした情報は こちら 。
山から下りて次第に低地に・・・
どうやら、ここから宮崎市内。
田野駅通過。宮崎エリアにおけるスゴカ(IC交通系カード)利用可能範囲内に入りました。
ここはもともと宮崎郡田野町。平成の大合併により、宮崎市に編入。
日向沓掛駅通過。
次は清武駅。現在は宮崎市内になっていますが、合併前は「宮崎郡清武町」。
まもなく清武駅。
清武を出ると、「次は南宮崎、終点宮崎です」とドア真上で流れる文字案内。鹿児島中央を出発してちょうど2時間。ここまで118.0キロも走行。あと10分すればもう終点、宮崎に着いてしまいます。
まもなく双葉駅。
2020(令和2)年3月4日に帰還困難区域解除されたばかりです。解除されたからといって、9年間も時間が止まったままなので、他の地域ですっかり根を下ろし、すぐ帰って来られる状況ではないかと思う。
双葉駅も新しくなり、東西自由通路も設けられました。
復興の希望を託す常磐線全線開通の記事は こちら
こららの建物は震災前からあった「町コミュニティセンター」。
もともと「みどりの窓口」のない駅でしたが、再開後は特急停車駅になったことから「話せる券売機」を新設。
次は大野駅。双葉駅と状況は似ていて、3月5日に帰還困難区域解除されました。復興は始まったばかりなので、住宅に人が戻りますように・・・。
10月17日土曜日。昨日の船は八丈島の反対側、八重根漁港発着。戻ってくる時間は予定より多少遅れ、17時入港しました。
東京からのたちばな丸は御蔵島を通過して、昨日と同じ場所の八重根漁港に8時50分入港します。「たちばな丸」は条件付きですが、同じ場所から「あおがしま丸」は条件付かずに9時30分出航します。当分の間厳しいかなと思ったら、ちゃんと船は動いているなんて驚き!です。
都会的な高架ホームのある西都城駅のほうが行政の中心地なのに「みどりの窓口」がない。こちらは本家の都城駅。「みどりの窓口」あり。スチールの改札ラッチが懐かしい風景。山手線に初めて自動改札機が設置されたのは1991(平成3)年。もう30年近く昔になります。国分(鹿児島エリア)から田野(宮崎エリア)まではIC系交通カードが使えない空白地帯ですが、エリアをまたがってのご利用もできません。
のどかな田舎風景。
「次は清武」と表示。
三股駅通過。
9月の終わりなので、風景も「黄金色」に変わりました。
しばらくすると山岳地帯。
駅でもないのに、一時停車。ここは単線なので、すれちがいのレールが見えます。
下りと交換。
どのくらいの高さになっているか、ちょっと不明・・・。
あお!!
あおいだけ 駅でした。
青ヶ島を連想させるような「青島」駅は海に近い日南線にあります。こちらは山の上なので、「青井岳」。
「青」はJR西日本のはずだけど、ずっと昔の国鉄時代からこれらの駅があり、コーポレートカラーが赤(JR九州)に移行してもそのままになっています。JR九州に「赤」の付く駅名は熊本県の赤水駅(豊肥本線)。
大阪府警南署は16日、衣料品店で購入したTシャツが偽物だと返品を迫り、動画を撮影したとして威力業務妨害と信用毀損の疑いで「へずまりゅう」の名前でユーチューバーとして活動する住所不定原田将大容疑者(29)を逮捕した。
逮捕容疑は5月1日午後3時55分~4時ごろ、別の男と共謀し、大阪市中央区西心斎橋2丁目の衣料品店で「購入したTシャツは偽物だ。返品をお願いします」などと男性経営者(57)に罵声を浴びせ、その様子を動画撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿した疑い。 署によると、原田容疑者は「店に行ってTシャツが偽物だと言った」と容疑を認めている。
ーーーー(ここまでネットニュース)ーーー
今年の4月下旬頃、愛知県内のスーパーで会計前の刺身を食べるシーンをユーチューブに投稿したとして、今年の7月に山口県内で逮捕。そのときはもうすでにコロナに感染しており、県内のいろんなところでウィルスをまき散らした張本人だということは記憶に新しい。
10月16日金曜日。今日は東からの波は高く、東京からの「たちばな丸」は反対側の八重根漁港に入港予定。接続する「あおがしま丸」も同じく八重根漁港から出港します。両方とも「条件付き」がかけられ、波の状況によっては入港できない場合もあります。どうか今日も両方とも無事に発着できますように。
2011(平成23)年3月11日14時46分、東日本大震災発生。被害が少なかった首都圏から取手まで快速が再開されたのは翌日の12日から。段階的にいわきまで復旧できたのは震災1ヶ月後の4月11日。岩沼から相馬まで復旧したのは同年の12月。岩沼から浪江までは2017(平成29)年4月1日復旧。上野から富岡までも2017(平成29)年12月復旧。浪江から富岡まで最後まで不通区間であった理由は東京電力福島原発から半径20キロ以内にあり、帰還困難区域および居住制限区域とされた区間であったため、復旧工事もかなり遅れていた。2019(令和元)年12月、その区間の線路が連結し、送電開始。特急の試運転を繰り返し、2020(令和2)年3月14日より全線開通。
間もなく浪江駅。2017(平成29)年4月1日から再開したところなんですが・・・
以前暮らしていた住民が戻ってこないみたいです。
浪江駅停車。ここから富岡までは長い間帰還困難区域であり、かつ立ち入りも禁じられていた。
震災前は「みどりの窓口」がありましたが、再開後は再び駅員を配置することはなく、話せる指定席券売機が置いてあるだけの無人駅。
震災前の浪江駅は特急通過駅だったのですが、現在は、9年も不通であった各駅に住民が戻って来られるように停車します。
日が暮れる前に部屋の明かりが灯るはずなんですが、灯っているところは1つも見当たらず・・・。
3.11のままです。
次は双葉駅。