昨日は朝、下る坂を吹く風にバイクのハンドルを
握る手に力がはいったけど、その後は暖かく、
昼間はコートがいらないほど。
久し振りにいつもの三人が顔を揃えたお昼どき、
三ヶ月会わなかった間にひとりは股関節の手術を
し、ひとりは実父が九十五歳で旅立ち、実家の
片付けが一段落したところでの再会だった。
湘南の海辺に張り出したウッドデッキで、
昼食をとりながら、決して長くないこれからの
道のりをどう過ごしていきたいか、などなど
話しは尽きない。
叔母はクリスチャンなので、そちら関係の
紹介のホームに引っ越し、毎朝の礼拝もあり、
以前の場所より雰囲気も落ち着いていて、
介護してくださる方々も丁寧に応対してくださるのには
安心しました。 八畳ぐらいの広さの個室には
自宅で使っていた身近な家具なども置かれ、
車イスでも入れるトイレが個々にあり、ベランダには
草花が植えられていて、丁度チュウリップが
固い蕾をつけていました。
咲いたらきれいでしょうねと話すと<そうねえ>と
とってもご機嫌で、笑顔は昔のままでした。
持参したお菓子も三時のおやつに皆さんに配って
くださり、みんなでリビングでおしゃべりしながら
楽しみました。
もう少し暖かくなって桜のころには許されるなら
車で一緒に出かけて、海の見えるところで一緒に
食事をしたいと三人で計画しました。
亡き息子の奥さんのことも本人を前にして
(どちらからいらしてくださったの?)なんて
丁寧に聞いてみたりもするけど、帰りには
(貴女は家の人なのだから、帰るって言うのは
おかしいいわ、私と一緒にいましょ!!)と
私と一緒に立ち上がるのをとめる仕草をする。
たまらなくなって、思わず抱きしめて
背中をさする私を見つめる叔母の目に光る涙に
私は言葉が出てこず、手をさすりながら、
介護士さんにその手を預ける。
亡き母の妹86歳、転んで骨折していなければ
まだまだ自宅での生活が出来ていたのかもしれない
と思うと、帰りの駅の階段も注意深く上り下り
している私でした。
今日は朝からセンターで開かれている
先生の別レッスンに仲間の車で出かける。
ここのところ毎日出かけていたせいか、二時間半の
レッスンの最後には息があがり、一曲パスする。
帰ってきて、昼食をすませると、もうふにゃふにゃで
しばしホットカーペットとひざ掛けのお世話になって
お昼寝モードに突入...。
明日は外出予定はないので、今日のぶんもふくめて
家の中できっちり家事をやらなくっちゃ。