「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

講談社「日本語大辞典」(喜んで調べています。)

2009-12-02 21:47:44 | Weblog

昨日、漢検問題集の直しを行っている4年生に、久々に講談社の「日本語大辞典」を手渡し、意味のわからない言葉を調べるように伝えました。(最近は、効率を考えて、子ども達に「電子辞書」を使って意味調べをしてもらったりしていました。なので、この分厚い辞書の出番はほとんどなくなっていました。)

 

 これが、その「日本語大辞典」です。2300ページくらいの、厚さが7~8cm位もある、とても分厚い辞書です。↑

この辞書には各ページに図や写真が必ずといってよいほど記載されています。なので、見ているだけでもとても面白い読み物です。↑ 

そうしたら、この辞書の大きさもさることながら、いろいろな言葉がとても端的な(みじかな)、しかもわかりやすい言葉で説明されているので、たちまち、子ども達の人気の的になってしまいました。辞書引きの楽しさがみんなに伝播したようです。

そういえば、今年の春卒業し、東葛高校に行った生徒が、この辞書を何年となく愛用していたのを思い出しました。やはり、漢検問題集で間違えた漢字を直す際、その意味を確認するために使ってもらっていました。

一つ難解な言葉を調べると、その説明文の中に新たにわからない難しい言葉が含まれているということが結構あります。そんな時は、辞書のはしごをして、元の意味を確認したりしていました。

また、何かを調べた際、同じページにあるカラー写真つきの言葉が、ついつい目に入ってしまいます。彼女は、そんな記事への寄り道などもしょっちゅうしていました。

そんな、この「寄り道」を、最近は「無駄」と考えがちだった“おかさん”ですが、ひょっとしたらそうではなく、この「寄り道=主体的学習のチャンス」だったのかもしれません。

もう一度、この種の辞書を、子ども達に頻繁に引いてもらえるような環境を作っていきたいと考えています。手始めに、この冬休みは、小学生を対象に「辞書引きGame」を用意しようと考えています。

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