冬休みに入ったことで、いつもは来てくれない女子が3名が参加しての「知的Gameの日」となりました。荒々しい男子だけとは違った、穏やかなGame展開が少しだけ見られました。
放課後は、差し入れにもらった「うまい棒(40本入り)」と、「美味しいクッキー」とを、みんなで山分けし、楽しいひと時を過ごしました。
おやつタイムが終りしばらくすると、女子二人が帰ってしまい、鼻息の荒い男子がほとんどとなりました。そして、いつものように8畳間でのおお騒ぎが始まりました。先日喧嘩した二人も入って騒いでいました。最初の内ちょっとぎこちなさも、見られた二人でしたが、いったん遊び始めてしまうと、以前のように互いにちょっかい出しながら遊んでいました。その姿を見て、ちょっとほっとしました。
と、ここで終わりになればよかったのですが、この日はいつもと違っていて、“おかさん”が教室で午後の中学生の学習準備をしていると、4年生の男子に、8畳間に来るようにと、呼び出しを喰らってしまいました。
彼ら彼女らの魂胆は大体わかっていましたが、子ども達の挑戦に、尻尾を巻いて逃げるわけにも行きません。仕方がないので、言われるままに、8畳にはいると、案の定、子ども達からの総攻撃が待っていました。
バットでお尻をたたく奴。ふわふわボールを思いっきり顔面めがけて投げつけてくる奴。男の急所を攻撃してくる奴、浣腸攻撃・・・・。さまざまな攻撃が、一時に襲ってきました。
いつも偉そうぶっている“おかさん”を攻撃することは、子ども達にとってこの上ない面白さのようです。
しばらくの間、子ども達にボカボカにされてしまいましたが、彼らの隙を見つけ逃げ出しました。思いっきり“おかさん”をいじめた子ども達はそれで満足したのか、再び子ども達同士での遊びを少ししてから、帰りました。
久々に、子ども達の暴れているさなかに身を置いてみましたが、「子ども達の成長振り」を感じました。「子ども達みんなが、危険回避のすべをよく把握していて、一定の限度を、自ら設けて遊んでいたのです。」
時に、勢い余って喧嘩騒ぎになることもあるけれど、そんなことを繰り返しているうちに、いつの間にか、危険回避の技を身につけて行ってくれたのだと思います。毎日のように、あんなに、狭いところで、大人数の子が暴れ回っているのに、大きな事故にならないのは、彼らのこの成長にあったようです。