ここのところ、何人かの生徒の、『いつもなら簡単に解ける問題が、まるで別人のように全くできなくなってしまう日がある』という現実に出くわし、困惑しています。
具合が悪くなってしまった時の、彼らや彼女らの様子をよーく観察していると、調子の良くない時の彼らは決まって、来て早々に、マイナスイメージの発言や態度をとっています。
「今日の僕はとても疲れていて、勉強なんてとてもできないよ!」と、調子の良くない日の彼らの態度からはそう読み取れることが多いです。そして、彼らのこの自己暗示力はかなり強力です。そのため、そんな日は、“おかさん”がいろいろな手を使ってもほとんど攻略することができません。
しかし、手をこまねいてばかりいられません。何とか彼らの「出来ない」という、この自己暗示シェルターをこじ開けなければなりません。あるいは、彼らがこのマイナスイメージが充満したシェルターの中に入ることがないように事前に策をとらなければいけないと考えています。
そんなことを考えている時に、思いついたのが「メンタルトレーニング」についてでした。“おかさん”にとって、「算数」や「英語」と違って、メンタルトレーニングを子ども達に施すのはとても厄介なことですが、ちょっと勉強して、よければそれらの手法を身につけてみようと思います。
そのために、上記のような本を買いました。そして、只今勉強中です。
「後ろ向きな考えに支配されてしまった生徒を救うため」に買った本です。しかし、案外、“おかさん”自身の中にある「後ろ向きな考え」を矯正するのに役立つかもしれません。結果が楽しみです。