ホテルの窓から外を見ると、目の前は壁でした。
チェックアウトしてホテルから出ると、天気はまあまあです。
さすがに3日連続の走行となると、足が痛くなってきます。
ゆっくり体をほぐして、走り始めました。
国道10号線を日向市まで走り、願いが叶うクルスの海を目指しました。
国道からそれてすぐに後悔。
またもや急な登り坂です。
なんとかルクスの海のところまで上ると、観光客がたくさんいました。
しゃべっている言葉が日本語ではないので、中国か韓国の人でしょうか?
「サイクリング」と聞かれたのですが、なんと答えていいのかわからず、日本語で「はい、大阪からきました」と答えました。
まあ、思いは伝わったでしょう。
しばらくするとバスの発車になったのか、誰もいなくなり、ゆっくりクルスの海を見ることができました。
岩が削られ、海が十字架のように見えます。
クルスの海に願いをかけて少し進むと、芝生の広場で、おじいさんやおばあさんがグランドゴルフを楽しんでおられました。
とても楽しそうで、うらやましく感じられました。
クルスの海から坂道を下って、国道10号線に向かっていると、料金所が現れました。
いつの間にか小倉ヶ浜有料道路に入っていたようです。
自転車の通行料は10円でした。
国道10号線に戻ったのですが、交通量が多くて走りにくいので、わきの道にそれてみると、九州なのに東北大学の鉄道総合研究所がありました。
まっすぐな線路が、延々と続いています。
リニアモーターカーのテストでもしているのでしょうか?
そのあとも国道10号線に戻っては、脇道にそれるということを繰り返しながら、宮崎に向かいました。
走っているうちに、右足の膝が痛みがひどくなってきました。さすがに3日連続のサイクリングに、膝が悲鳴を上げているようです。
休憩するたびに痛みがひどくなり、元気な左足でペダルをまわして、右足は添えているだけという状態で走り続け、ようやく宮崎フェリーターミナルまでたどり着きました。
港には、大きなフェリーが泊まっていました。
今回は夜行バスで大阪に帰るのですが、今度はフェリーで宮崎に来ても良いかもしれません。
宮崎駅前の宅急便の営業所にBromptonを預け、近くにある極楽湯という銭湯で3日間の旅の疲れを癒し、大阪に帰りました。
30日目 |
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走行距離 |
104.5km |
(GPS計測) |
総走行距離 |
2,951.6km |
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通行料 |
10円 |
小倉ヶ浜有料道路 |
宅急便 |
1,370円 |
(九州~大阪) |
交通費 |
9,520円 |
(宮崎駅~自宅) |
合計 |
10,900円 |
※経費には食事代やお土産代は含んでいません。