今日は枕崎駅を16時に出発する電車に乗らないと、帰りの夜行バスに乗れません。
それまでに約100㎞を走らないといけないので、朝5時半にホテルを出発しました。
朝焼けの中、雄大な桜島からたなびく噴煙が太陽にかかっています。
指宿に向かう国道226号線は、海岸線沿いの平坦な道で、追い風ということもあって、いいペースで走っていくことができました。
指宿に入ると、道路わきから湯気があがり、温泉の匂いがしました。
ずいぶん前に嫁さんと砂風呂に入ったことを思い出します。
残念ながら、砂風呂に入る時間はないので、先を急ぎます。
指宿からは、アップダウンの続く道になります。
成川トンネルを抜けるとき、先日Bromptonに施したバッテリ化を試したのですが、トンネルのライトが明るかったので、Bromptonのライトがついてるかどうかわかりません。
この改造は、実用に耐えるのでしょうか?
成川トンネルを抜けると、薩摩富士と呼ばれる開聞岳が見えました。
開聞岳の麓にある「JR日本最南端の駅」の西大山駅に行くと、BD-1に乗った男性と会いました。
自転車の雑誌でBD-1をみて、これがいいと思って買ったら、次の号でBromptonが紹介されてたそうです。
荷物をリュックに入れて担ぐのがしんどくて、Bromptonの荷台をみて、後悔されたそうです。
一日に50kmを目安に、池田湖に向かって走るそうです。
僕が枕崎までの100kmを走るというと、驚いていました。
その人は60歳を超えているそうです。僕も10年後も元気に走りたいものです。
西大山駅から県道242号線を走り、薩摩半島の先端になる長崎鼻に向かいました。
長崎鼻はけっこう観光客でにぎわっていました。
岬にある竜宮神社にお参りし、サツマイモのアイスクリームを食べていると、またBD-1と出会いました。
長崎鼻をあとにして、開聞岳の裾野を回り、国道226号線に戻って、お腹が空いたので食堂を探しながら走ったのですが、なかなかめぼしいところがありません。
結局、空腹に耐えきれず、Aコープでお弁当を買いました。
アジ菜弁当298円。安いお昼です。
12時半に、「本土最南端の始発・終着駅」の枕崎駅に到着しました。
予定よりもだいぶ早く、7時間で97.2kmを走り切りました。
かなりのペースで走ったので、足が痛いです。
枕崎は鰹で有名なところです。ここでお昼を食べればよかったかなと、少し後悔です。
13:08の電車に乗れたので、鹿児島市で維新ふるさと館を見学して、温泉に浸かって体の疲れを癒し、19:40のバスで、大阪に帰りました。
35日目
走行距離 97.2km(GPS計測)
総走行距離 3,499.0km
出発時間 05:30 (鹿児島市)
到着時間 12:25 (枕崎駅)
走行時間 6時間55分
平均速度 14.1km/h