釣友のSさんとK君の三人で、和歌山の筏に釣行しました。
途中の釣りエサ店で、前日にインターネットの動画で見たサナギ攻略法を参考に「活さなぎミンチ激荒」を購入しました。
筏に上がって釣りを開始して早々に、オキアミで続けさまに手のひらサイズのヘダイが掛かってきました。
今日は小型のヘダイが湧いているようです。
もう少し大きければお土産になったのに。
「活さなぎミンチ激荒」の大粒のかけらやコーンは反応が芳しくありません。
動画のようにはうまくいかないものです。
良型のアジと30センチ近くのヘダイを釣ってお土産ができたので、筏の上で昼寝をしていると、
一時間ほどして雨がぽつぽつと降ってきたので、目が覚めました。
K君が丸サナギを持ってきていたので、一つもらって重めのオモリでぶっこみ、傘の準備をしていると、
穂先が大きく曲がって糸が出ていきました。
慌てて釣り座に戻って竿を持つと、ずしっとした手応えです。
ポンピングをしながら糸を巻いていくと、水面に現れたのは45センチの良型のチヌです。
隣で唖然としているK君に
「もう一個、ちょうだい」
と丸サナギをもらってぶっこみ、傘の準備の続きをしようとすると、
またもや穂先が曲がっていきました。
今度は38センチのチヌ。
柳の下の二匹目のドジョウにならぬ、サナギの下の二匹目のチヌです。
さすがに三度目は来ませんでしたが・・・
その後は大した魚も釣れることなく時間切れ。
SさんもK君もチヌを釣り上げることはできませんでした。
今回の釣りは、K君に感謝です。
帰りの船では、K君の背中が、心なしか寂しそうでした。