寒グレシーズンに入ったので、釣友のSさんと和歌山の磯に向かいました。
心配していた雨も大したことなく、6時過ぎに出船し、磯に向かいました。
沖に出ると、結構波が出ていました。
船頭が安全第一と、大きな岩が波を遮ってくれる磯に渡してもらい、釣りを開始。
最初は00号のウキで、完全フカセ仕掛けで始めたのですが、
波で水面が荒くて、仕掛けが安定しないので3Bのウキに交換しました。
3Bのウキで2ヒロ半ほどのタナを流していくと、ウキが沈んで手のひらサイズのグレを釣りました。
そのうち、波がだんだん高くなってきて、大きな岩を超えるようになってきました。
一段と高い波が大きな岩を越えて、僕たちの乗っている磯まで襲ってきました。
撒き餌を入れたバッカンはとっさに手で押さえたので大丈夫でしたが、
高場に置いていたライブバッカンと玉網が波にさらわれてしまいました。
とりあえず磯の高い方に避難すると、
渡船がやってきて撤収するので片づけてくださいとマイクで言ってきました。
釣り道具を片付けて渡船を待っていると、
時折大きな波が前の岩を越えてきます。
波の様子を見ながら船頭が磯に船を着けてくれたので、先にSさんに船に乗ってもらいました。
続けて僕が船に乗り込もうとしたとき、大きな波が襲ってきました。
船が波に流されて磯から離れ、
僕は足をすくわれそうになり、とっさに腰を落として踏ん張ったので何とか耐えることができました。
体が弱っているSさんだったら、流されていたかもしれません。
先にSさんを船に乗せて正解でした。
船はいったん磯から離れて体制を立て直し、波のタイミングを見計らって磯に着岸。
今度は無事に船に乗り込むことができました。
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