相変わらず仕事が忙しくて、日本一周はお預け状態です。
最近、へらぶな釣りを始めて、インターネットでいろいろ調べていると、昔ながらの竹でできた和竿で釣るのが、味わい深いという記事が多くあります。
ところが、竹竿は10尺の竿でも安くて数万円、上をみればきりがないという代物です。
昔、ヘチ竿や筏竿作りに凝っていたことがあったので、数年ぶりに熊取にある竹甚という釣竿用の竹の専門店におじゃまして、矢竹を購入しました。
目指すのは、10尺三本継、穂先はカーボンで、穂持ち、三番が矢竹のハイブリット竿です。
三本継にしたのは、継ぐところの細工が難しいので、継数を少なくしたからです。
穂先をカーボンにしたのは、穂先の作成が難しくて手間がかかるのと、カーボンの方が軽くて、持ったときの重さが軽減されるだろうという目論みです。
それに竹で作った穂先は繊細で、取扱いに気を使うからです。
竿作りは焦りが禁物なので、できあがるのは2ヶ月先か3か月先になると思いますが、世界に一本しかない手作り竿でへらぶなを釣るのが、今から楽しみです。