「虎になる」
酒に酔って恐怖を感じなくなること。または、酒に酔って暴れること。
「虎の威を藉る狐-虎の威を借る狐」
他人の権力に頼って、弱いものが空威張りすることのたとえ。
虎に捕らえられた狐が「天の神が私を百獣の長にした。だから私を食べると天の命令にそむくことになる。うそだと思うならついてきなさい。獣たちはみな逃げ出すはずだ」といった。
虎が狐のあとについていくと、獣たちがみな逃げて行った。
虎は自分を恐れて獣たちが逃げたことに気づかず、狐を恐れて逃げ出したと信じたという故事から。
「虎の尾を踏む」
非常に危険なことをすることのたとえ。
「虎の子」
非常に大切にして手放さないもの。虎が子を大事にするということから。
「虎の子渡し」
家計のやりくりに苦しむことのたとえ。虎が子を三頭生むと、その中に彪(ひょう)が一頭いて他の二頭を食おうとするため、川を渡る時に子を彪と二頭だけにしないよう、子の運び方に苦慮するという中国の故事から。
*https://kotowaza.jitenon.jp/ より