うまいッ! 「太くてコクあり! 房州ひじき~千葉・鴨川市~」 2015年04月19日
番組内容
千葉県鴨川市周辺で江戸時代から愛され続ける特産のひじき。生産量は全国2位、太くて長く、ほんのりとコクがあるのが魅力。デパートでは1キロ1万円以上にもなる高級品だ。他の産地では収穫後すぐに洗って乾燥させるが、鴨川では収穫後蒸してうまみを封じ込めてから乾燥させるのが特徴。旬を迎える3月、収穫と加工の現場に密着し、そのおいしさの秘密に迫る。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201504190615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「房州ひじき」
房州ひじき(千葉ブランド水産物)
1.認定品名 房州ひじき
2.認定事業者名 房州ひじき生産会
3.地域及び認定品の特徴
千葉県産ヒジキは、生原藻から直ぐに煮熟、乾燥を行う独特の加工法を受け継いでいます。(他県や外国産のヒジキは、生原藻を乾燥したものを水戻しし、煮熟、乾燥して製品としています。)
そのため、水戻ししたものは太くても柔らかくつややかで、煮物、サラダなどに利用しても、しっかりした長ヒジキの食感と、ヒジキ本来の旨みと香りが味わえます。
*https://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/brand/ninteihin/bousyuhijiki.html より
2023年09月20日
おいしい!房州ひじきのご紹介
千葉県鴨川市の「房州ひじき」
春はひじきの収穫期。3月の大潮にかけて刈り取りをおこないます。引き潮の天気の良い日に収穫します。波の荒い海岸近くの岩場にひじきが繁茂しています。
房州ひじきはふっくらとした柔らかさとおいしさが自慢。太くつややかでしっかりした食感とひじき本来の旨味と香りが味わえます。房州ひじきは、収穫した生のひじきをすぐに蒸し、乾燥させるという昔ながらの製法で作られています。収穫されてすぐに浜ゆですることで鮮度もよく旨味がたっぷりつまったひじきが出来上がります。
ミネラルや鉄分が豊富に含まれ、健康食としても知られるひじき。古くから「ひじきを食べると長生きする」と言われています。
生のひじきは茶色、加工するにつれて黒色になります。鮮度の高いうちに加工することで、しっかりとした歯応えと自然の旨味にあふれるひじきが完成します。
房州ひじきは「千葉県ブランド水産物認定品」としても認定されています。
煮物はもちろん、ひじきサラダやひじき寿司もおすすめです。
*https://kamotabi.jp/news/detail/152 より
南房総特産品「房州ひじき」の特徴とは?釜揚げ製法や通販 2019年6月4日 2023年8月19日
千葉館山の海の幸といえば、伊勢海老や金目鯛、アワビにサザエ…どれも全国に誇る特産品ですよね。
でも、館山の海で採れる名産品はそれだけじゃありません!立派な「ひじき」が採れるんです!
その名も「房州ひじき」
そこで今回は、館山が全国に誇る「房州ひじき」をご紹介します!
目次
国産ひじきは全体の1割未満
房州ひじきの特徴は釜揚げによる房州製法にあり
房州ひじきの旬は?釜揚げひじきを食べるなら5月上旬
館山産の房州ひじきは存続の危機
テレビ朝日「#裸の少年」で HiHi Jets がひじき漁を体験
国産ひじきは全体の1割未満
国内市場に流通しているひじきの9割以上が韓国産と中国産なんです。国産のひじきは1割にも満たないとか。
そんな貴重な国産ひじきですが、ほとんどが1年草の天然物。海苔やワカメのような養殖ではありません。
そして、千葉県は国産ひじきが収穫できる有数の漁場なんです。
千葉県は国産ひじきが収穫できる有数の漁場
房州ひじきの特徴は釜揚げによる房州製法にあり
そもそも房州ひじきとは、房州ひじき生産会が認めたひじきブランド。
千葉県近海で採れたひじきという条件の他に、独特の方法で加工方法されたひじきだけが「房州ひじき」と名乗ることが出来ます。また、房州ひじきは収穫後の加工法にも違いがあります。
一般的にスーパーなどに出回っている外国産のひじきは、収穫後に一度乾燥。その後、工場にて水戻し、煮詰め、再び乾燥。つまり「収穫→乾燥→水戻し→乾燥」と2度にわたって乾燥工程を経ているんです。
一方の房州ひじきは、収穫後、生のまますぐに煮詰め、その後に乾燥させています。これを「房州製法」といいます。
房州ひじきの収穫
ひじきを乾燥させずに茹でる房州製法
房州製法で加工された房州ひじきは、乾燥工程が少ないため太く、水戻し後も柔らかいんです。色は真っ黒ではなく、海藻本来の色、茶色がかっていることも特徴。
煮物はもちろん、サラダやパスタに混ぜても他の具材に引け劣りしません。
房州ひじきの旬は?釜揚げひじきを食べるなら5月上旬
房州ひじきの収穫が解禁されるのは、だいたい2月下旬〜3月上旬。
ただ、勝浦、鴨川、白浜でも房州ひじき漁が行われるため、収穫時期は地域によって異なります。
春に取れたひじきを「新ひじき」と呼ぶそうですが、収穫後はすぐに煮詰めて乾燥させるため、一般的に旬というものはありません。
しかし、房州製法で加工されたばかりの「釜揚げひじき」もあります。乾燥前、茹でただけの房州ひじきです。
釜揚げひじきは期間限定で、5月中旬には品切れ続出の激レア商品。味わうには予約必須です。
ちなみに我が家では、毎年知り合いから生のひじきを頂くので、それをせっせと自宅で茹でて冷凍保存しています。一度も乾燥させないので、ひじきは極太。煮物、餃子、炒め物、色々な料理に混ぜています。
館山産の房州ひじきは存続の危機
そんな房州ひじきの漁場の一つ、館山市の波左間漁港。波左間漁港では、100年以上続く伝統的なひじき漁を行っています。
しかし、今は高齢の漁師7人だけ。人手不足はもちろん、後継者もいない状況。このままでは、館山産の房州ひじきが採れなくなってしまいます。
テレビ朝日「#裸の少年」で HiHi Jets がひじき漁を体験
館山産の房州ひじきが、2019年6月8日(土)にテレビ朝日「#裸の少年」で特集されました。
「全力助け隊」という企画で、ジャニーズJr. の HiHi Jets(ハイハイジェッツ)が房州ひじき漁に大興奮。
また、伝統的な伊勢海老漁も体験。久しぶりの賑わいに、漁師さんも楽しそうでした。
*https://bosomap.com/bosyu-hijiki/ より