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<伝統野菜> 京都 大内蕪

2023-01-21 06:52:34 | 伝統野菜

 「大内蕪」

【生産地】南丹市美山町大内地区

【特徴】寒さや乾燥に強く、一般のかぶに比べて糖度が高い。直径10㎝ほどの大きさで固くて煮くずれしない。12月~2月の間に雪の中から掘り起こし収穫される。ひげ根が多く、表面がゴツゴツしており形が悪い。繊維質が多い。

【食味】他の蕪より甘みが強く、味も濃厚で美味しい。抗酸化作用がブルーベリーなみに高いという研究報告もある。

【料理】主に煮食用。味噌で6時間以上煮る「御講汁」は、寺などで振舞われ、古くから地元で愛好されてきた。葉を軽くゆでて味付けしたもの。最近は漬物にするなどし、普及に工夫している。

【来歴】約500年の栽培歴を有する。500年以上前(室町時代の末期、戦国時代に入りつつある頃)にシベリア経由で日本に渡ってきた欧州系の蕪ということがわかっている。形が悪く、調理にも時間がかかることなどから流通が減少し、栽培農家も3~4軒に減少。現在、大内かぶプロジェクトが立ち上げられている。

【時期】12月中旬〜3月上旬

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d26%ef%bc%8e%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%ba%9c/#i-28 より


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