「シナノレッド」
■シナノレッドとは?
●長野県生まれ 「つがる」×「ビスタベラ」
シナノレッドは長野県果樹試験場(長野県須坂市)において昭和58年に「つがる」に「ビスタベラ」を交配して生まれた実生から選抜育成されたリンゴで、1997年12月に品種登録されました。出願時の名称は「きらめき」となっていたようです。
●シナノレッドの特徴
シナノレッドの果実は200~300g程の大きさで、果皮の地色は黄緑,果皮を被う色は赤,色の強さはやや濃く縦じまのまだらに色付き、完熟すると全体に真っ赤になります。サビはほぼ無いと言って良いくらいで、ワックス成分は少ないです。
果肉は黄色っぽい白で適度な歯ざわりがあり、甘味、酸味共にあまり強くはありませんが、やや酸味が強く感じる傾向にあり、ジューシーで夏にはぴったりのさっぱりとしたリンゴです。
■主な産地と旬
●主に長野県が中心
シナノレッドは長野県で生まれた品種と言うこともあり、現在全国の8割以上が長野県で作られています。そのほかの産地は北海道や青森県となっています。
●シナノレッドは早生種
シナノレッドは育成地(長野県須坂市)で8月中下旬に成熟する早生種とされ、収穫は8月中旬頃から9月初旬あたりに行われます。貯蔵性は高くないので、食べ頃の旬も同じ8月中旬から9月上旬までとなります。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/apple-ShinanoRed.htm より
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