「ナベリーナ」
この品種は、1933年に、カリフォルニア大学からスペインに送られ、スペインで早生出荷用ネーブルとして花開いた品種です。日本への来歴は不明。
日本での栽培はほとんどありません。試食しました鹿児島産ナベリーナ(露地無袋)は、果重150g、完全無核。糖度は12でしたが、酸をほとんど含まないので、食味としての糖度は非常に高かった。
樹勢が弱く、超豊産性ですので、植付け早期からの結実は避け、摘花、摘果して樹体作りに専念することが栽培のコツか?
日本マンダリンセンターで2010年に食味して依頼、果実が入手できた。この品種はカリフォルニア大学からスペインに渡り、スペインよりやってきた。スペイン語「ナベリーナ」は小型ネーブルの意味。
果梗部に明瞭な溝があり、他のネーブル品種に比べて、へその開きが小さいので外見はネーブルに見えないが縦に割るとへそが確認ができる。
酸味が少ないので、糖度以上に甘味を感じるさっぱりとした幻のネーブル。異品種に注意。
*http://www.ykken.jp/14682120318231 より
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