「うつ田姫」
春の佐保姫、秋の龍田姫同様、冬をつかさどる姫である。ちなみに、夏をつかさどる姫は「つつ姫」。
*https://kigosai.sub.jp/001/archives/16842 より
冬を守る神として季題に使われるもの
*https://ouchidehaiku.com/contents/354509 より
冬の季語に「うつ田姫」とあり、不思議な気がして調べてみると、タイトルのとおり、なんと日本の四季には、それぞれの女神がいらっしゃいました!(^。^)
春の女神は佐保姫、夏は筒姫、秋は竜田姫と言われ、冬の女神は、宇津田(うつた)姫と呼ばれるようです。(^-^)
ただ、宇津田という地名も山も存在せず、その由来はよく分からない部分が多いそうです。
また、冬の女神は、黒姫や白姫とも言われており、中でも、黒姫は、陰陽五行説の黒に由来している、とのこと。(^_^)
*https://blog.goo.ne.jp/iyabakan2020/e/636c3a366268b1375775f3ab185c4585 より
日本の四季には、それぞれ女神が祭られている… 2018/11/6 10:30 -西日本新聞
日本の四季には、それぞれ女神が祭られている。春は佐保姫で夏に筒姫。秋には竜田姫がおり、冬は宇津田姫(または白姫)が当てられる
▼「あらし吹く三室の山のもみぢばは/竜田の川のにしきなりけり」と、百人一首にも絢爛(けんらん)の流れが歌われた竜田川。秋の姫はゆかりの竜田山の、神霊の化身だという。裁縫の女神としてもあがめられているそうだ
▼いまが盛りというのに、今年の姫は少しあでやかさに欠けるのか。イチョウやカエデの色づきがくすんでしまったり、紅葉する前に葉が落ちたりしたケースが各地で報告されている
▼原因の一つに挙げられているのが塩害。9月来相次いだ台風が海水を巻き上げ、樹木に吹き付ける。直後に雨が降れば洗い流されるが、晴天が続き乾燥した塩分が残ったらしい。はた迷惑な置き土産である
▼この夏の猛暑からも困った副産物。「気温が高く日照時間が長い夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉飛散量が多い」そうだ。10月に日本気象協会が発表した来春の飛散予測では、例年に比べ熊本県が「多い」で福岡、佐賀、大分県は「やや多い」と…。何とかなりませぬか、佐保姫さま
▼錦秋が深まりゆく。憂いは先に送るとして、まずは旬の趣を五感で味わいたい。京都の小倉山では、点在する紅葉を見て小豆のブツブツを連想した人もいたそうだ。花より団子、紅葉から小豆。そうして小倉の粒あんが生まれたとか。
=2018/11/06付 西日本新聞朝刊=
*https://www.nishinippon.co.jp/item/n/463334/ より
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