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<プライドフィッシュ> 新潟-春 佐渡のナガモ

2020-05-01 06:17:47 | 食品
 しゃきしゃき、ねばねば!粘り気の秘密は、たっぷり含まれる食物繊維
 ナガモの正式名称はホンダワラ科アカモク。独特の粘りを持っていて、食物繊維たっぷり。成熟期の2~3月にはなんと10mにも成長します。
 粘り気の正体は、アルギン酸という水性の食物繊維。アルギン酸には、お腹の調子を整えたり、血中コレステロールを低下させる働きがあります。その上、抗がん作用もあるといわれているフコイダンも豊富。近年、健康食品として注目を集め、全国的にナガモを食用とする地域が増えていますが、佐渡島では古くからナガモが食べられてきました。熱湯にくぐらせると茶色から鮮やかな緑色となり、とろろのような粘り気が出るのが特徴。細かく刻んで汁物やそば、ご飯にかけて食べるのがおすすめです。ナガモはしゃきしゃきとした歯ごたえがあり、同じ粘り気のある海藻として有名なモズクとは別物。一味違った食感が楽しめます。
 1月から3月の収穫期は生で出荷されますが、茹でて刻んだ冷凍品は周年販売されています。

 高品質での養殖にも成功。ますますパワーアップする、新潟のナガモ漁
 主な収穫地は佐渡島や粟島。天然のナガモは、2~3月に成熟したメスの胞子が海中を漂い石などに付着し、成長します。収穫は翌年の2~3月となります。天然ものでは水深5~8mの海底から海面近くまで伸び、船の上から引き上げるのは大変な作業です。
 ナガモの漁獲量は年間70~90tに及びます。新潟県水産海洋研究所では、平成13年からナガモの試験養殖に取り組んできました。平成22年には、漁業者の協力を得て養殖ナガモの収穫・出荷に成功。出荷された養殖ナガモの品質は、天然ものと変わらない評価を獲得しており、今後、養殖ものの生産量が増えて行くことが期待されます。
 ナガモは、稚魚の隠れ家や多くの生き物が生息する「海のゆりかご」。沿岸域の藻場を形成する重要な海藻となっています。
*プライドフィッシュHP より

  秋田県では「ギバサ」、山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」、新潟県では「長藻(ナガモ)」と呼ぶ「アカモク」。
 「アカモク」は絶対に生食をしてはいけません。
何故ならば、アカモクはホンダワラ科に属する海藻なので、無機ヒ素の割合が高くなっているのです。
ヒ素は茹でる事で除去できるので、必ず下茹で処理を行いましょう。
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