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<りんご> つがる

2021-12-18 07:37:05 | 食品

 「つがる」

 ■つがるとは?
●収穫量ではふじに次いで2番目に多い品種
 つがるは、青森県りんご試験場(現・地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所)において「ゴールデンデリシャス」に「紅玉」を交配し、生まれた実生を育成した品種です。これと同じ組み合わせによって生まれたリンゴは他にも「あかぎ」と「ジョナゴールド」があります。

 8月頃から収穫できる中早生種で、日本全体では、収穫量がふじに次ぐ、わが国第2位の品種となりました。

●つがるとサンつがるの違い
 つがるの栽培には従来色付きを良くするために果実に袋をかぶせる「有袋栽培」という方法が行われていましたが、着色系の枝変わり品種が次々と発見され、袋をかぶせなくてもある程度綺麗に色付くものが増えてきました。

 味的には、袋を被せず育てた物の方が太陽の光をたっぷりと浴びて甘味が強くなります。そういう事から、あえて見た目の色の良さよりも食べた時の美味しさを重視した「無袋栽培」が主流となってきています。ただし、貯蔵性、保存性の面では有袋栽培の物の方が優れています。

 「サンつがる」とはそういう無袋栽培をしたものを指します。ただ、「サンつがる」という名称は長野県産無袋栽培の登録商標となっています。

●つがるの特徴
 果実は250~300gの大きさで、長円形をしています。肉質はやや硬く、多汁ですが、香りがやや弱いように感じます。紅玉の特徴を受け継いでしっかりとした酸味がありますが、紅玉のような強さはなく。かえって甘味を引き立てるように感じます。

■つがるの主な産地と旬
●つがるの栽培面積
つがるの栽培面積トップ10
 政府がまとめた平成25年産の全国のつがる栽培面積です。これを見ると、全国の約50%を青森県が占めていることが分かります。次いで長野県となっています。

●つがるの収穫量
 つがるの収穫量で見ると、平成26年産では青森県が5万トンを超え全国でのシェア55%となっており。次いで長野県が24%程となっています。

◆収穫時期と旬
 つがる及びサンつがるの収穫は9月初旬頃から始まり下旬頃までとなります。

 食べ頃の旬は9月中旬から10月中旬頃までとなります。

*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/tugaru.htm より


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