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<プライドフィッシュ> 秋田-春 北限のとらふぐ

2020-04-19 07:10:46 | 食品
 水揚げ量トップクラスの隠れた名産地。時間をかけて育つ締まった身は格別の味
 北緯40度の男鹿半島沖に産卵地があり、「天然トラフグ」の隠れた名産地である秋田県。水揚げ量は東日本でトップクラスを誇ります。男鹿半島沖はトラフグの産卵地の中でも国内最北限に位置し、「北限のとらふぐ」の名前の由来にもなっています。北緯40度の冷たく荒い日本海で育つため成長は遅いですが、その分身は引き締まり、歯ごたえがしっかり。もちろん味も抜群です。
 秋田県では「みなと土崎ふぐの町活性化協議会」を立ち上げ、「北限の天然ふぐ」としてブランド化しています。加工施設などを整備することで付加価値の付いた製品を作り、首都圏など大消費地への販路拡大に取り組んでいます。また、浜の活力再生プランとして消費地への活魚出荷の取り組みを行い、魚価の向上にも努めています。
 土崎では、毎年水揚げが多い春と秋に「ふぐ祭り」を開催。料理人が腕によりをかけた、さまざまなおいしいふぐ料理を堪能できます。

 設備と環境を整え、県内外での販路拡大を目指す
 主な水揚げ港は、江川港。ハタハタをはじめとする、秋田の水産物の多くを水揚げしている主要港です。
 秋田県でトラフグが水揚げされるようになったのは、ハタハタの資源回復のため全面禁漁が行われた平成4年。代替漁法として、フグはえ縄漁法が取り入れられたのがはじまりです。元々春先の定置網漁業で水揚げされてましたが、これを機会に水揚げ量が増え、秋田の主要な魚種となりました。しかし、県内では加工できる施設や資格を持った調理人が少なく、水揚げされたトラフグのほとんどが西日本を中心に県外に出荷されていました。そのため県内でトラフグが多く水揚げされていることは、あまり知られていません。そこで、加工場を整備し県内の雇用を図るとともに、県内外への新たな売り方を模索しています。近年では資格を持った調理人も増え、県内で北限のトラフグが楽しめるお店も増加しています。
 県では秋田県水産振興センターと協力して、資源が減らないよう、トラフグの種苗放流を行い、資源の維持に努めるようにしています。
*プライドフィッシュHPより

 水産庁の資料によると、秋田県の「トラフグ」の漁獲高-2014年は、7トン。
全国でみると、福岡-73t、山口-38t、長崎-21t、大分-14t、愛媛-13t(概算値)、香川-11t、福井・石川-9tに次ぐ量である。*年によって結構ブレがあるが

 圧倒的に「西日本」で食されるが、最近では首都圏などでも食されるようになった。
世界的にみれば、「韓国」以外ではほとんど食されていない。中国でも養殖されるようになり一部解禁になった。
 あとは日本から「身欠きふぐ」が輸出され食されることがある。

 体長70cmにも成長するが、まずお目にかかることは少ないかも?
街で格安の「ふぐ料理屋」さんがあるが、「トラフグ」でもないし、体長が小さく、それを「おいしい、おいしい」と言って食べるのはちょっと残念な話である(笑 ちゃんとしたお店でしっかりした値段のものを食べたいけれど、かなりの贅沢。最近では養殖ものだが「3年トラフグ」の通販が人気。そこそこのお値段するが、庶民はこれぐらいで我慢がいいかも?(笑
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