「COBA CUBE RACK」
ライフスタイルに合わせて組み換え変幻自在。
時の流れとともに暮らしは変化する。家族構成も、インテリアの好みも。そのため長い時間をともに過ごしてきた家具が使われなくなることも。「求めるものが変わったなら、家具の形も変化していけばいい」。そんな作り手の思いをカタチにした「COBA CUBE RACK」は使い手が自由にカスタマイズできる、金属と木を組み合わせた家具だ。
主なパーツは6種類、使用する道具はドライバーとレンチだけ。支柱をジョイントでつなぎながらDIY感覚でつくっていく。組み立てに必要なパーツが共通しているため、慣れれば30分ほどで完成する。ポイントになるのはジョイント部分。遠目には一つの球体に見えるが、実は7つのパーツが精巧に組み合わさっている。この精密加工の賜物ともいえるジョイントが、重厚な家具の強度を高めている。天板には、実際に工事現場で使われた個性溢れる足場板の古材を使用。ワックスやインディゴ染めで色を変えたり、組み木加工でリメイクすることも可能。
開発したのはもともと家具屋ではない、創業70年以上の歴史と技術を誇る金属加工会社。家具作りを本職としない職人たちが自由な発想でアイデアを出し合い完成させたこの製品。見た目からは想像できないが、勉強机にもパーテーションにもなる。用途も見た目も変わる面白さ。ずっとあるのにいつも新しい、ユーザーに長く寄り添える、そんな製品だ。
ジョイントは一塊の球体に見えるが、これこそが肝。7つのパーツが精巧に組み合わさっており、ひとつのパーツにつき公差30ミクロン、支柱をはめ込む部分は10ミクロンと厳しい寸法管理をし、組み上げたときのガタつきや隙間のできない構造を生み出した。
株式会社鉄屋 大阪府 和泉市 テクノステージ3-9-3
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/1625/ より
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