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<地理的表示(GI)保護制度> 登録番号 63.  南郷トマト

2021-02-26 07:11:51 | 食品

 登録番号 第63号 南郷トマト
 
 特定農林水産物等の区分 第2類 野菜類 トマト
 
 特定農林水産物等の生産地 福島県南会津郡南会津町、只見町、下郷町
 
 登録生産者団体 南郷トマト生産組合
 
 特定農林水産物等の特性 食味等の品質が良好で安定している夏秋トマト。京浜地区の青果市場で夏秋トマトの取扱量の上位を占める福島県産の中でも平均価格が1割程度高い。高品質トマトの生産等が高い評価。

 地域との結び付き 生産地は、昼夜の気温差が大きく、涼しいといった夏秋トマトの栽培に好適な自然条件。雨除け栽培や共同選果体制の確立、雪室予冷庫の整備など生産地の長年にわたる組織的取組が、トマトの食味などの品質の安定・向上につながっている。40年以上にわたり年間2千tを超える生産を継続。

*https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/i63.html より

 

 「南郷トマト」は、夏から秋に生産されるトマト(夏秋トマト)で、50年を超える栽培の歴史があります。
 「南郷トマト」は、食味などの品質が良好で安定していることが特徴であり、昭和50年代後半(1980年代)には、京浜地区の青果市場において品質等に対しての評価を獲得しており、夏秋トマトの取扱量の上位を占める福島県産の中でも平均価格が1割程度高く取引されています。

 「南郷トマト」は、食味や生産地での栽培の適合性を踏まえ、生産者団体が定めた品種を用います。
 気象条件により前後する場合もありますが、概ね5月から6月の間に生産地の圃場に苗(接ぎ木したものも含む)を定植し、栽培は雨除け用のハウスを設けて行います。
 なお、生傷があり果汁の出たものや軟化が顕著なもの、それらに準ずる品質の低下が確認された果実は出荷しないことしています。

 「南郷トマト」の栽培地は、標高が概ね350m以上の山間地、豪雪地帯として知られている地域です。平地に比べ涼しく、昼夜の気温差も大きいなど、トマトの果実が良好に発育する生産適地となっています。

 1962年、旧南郷村の有志14名がトマト研究会を立ち上げ、50アールの水田転作地で稲作の代替としてトマトの試作を行ったのが「南郷トマト」の始まりです。以来、雨除け栽培方法の導入や共同選果体制の確立、雪室予冷庫の整備など、長年にわたる組織的な取組によってトマトの食味などの品質の安定・向上が図られてきました。
 2018年4月現在、生産者は124戸、栽培面積は35haを有し、40年以上にわたり年間2,000トンを超える生産を継続しています。

*https://gi-act.maff.go.jp/register/entry/63.html より


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