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<異名-人物> 大うつけ/第六天魔王

2024-03-26 08:53:06 | 異名

 「大うつけ/第六天魔王 織田信長」

 織田 信長(おだ のぶなが)は、日本の戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・大名。戦国の三英傑の一人。

 尾張の大うつけ

 信長は、早くに信秀から那古野城を譲られ、城主となっている。『信長公記』によれば、信長には奇天烈な行動が多く、周囲から「大うつけ」と呼ばれたという。

*Wikipedia より

 第六天魔王

 この異名は織田信長が自らを称したと伝わります。

 その由来ですが、信長は元亀2年(1571年)に比叡山焼討ちをした際、武田信玄が信長に書状を送ってその行ないを非難。信玄は信長宛の書状に「天台座主沙門信玄」と署名し、これに返書を送った信長は、 「第六天魔王」 と署名したといいます。

 「天台座主沙門信玄」というのは、天台座主・覚恕法親王の下での修行者・信玄といった意味であり、仏教を信仰する信玄が神仏を深く敬って仕えることを表したものです。

 一方、「第六天魔王」というのは、仏教において仏道修行を妨げる魔のことを指します。

 神仏を敬う信玄に対し、信長は皮肉で自らをこう称したのでしょうか。ただし、この異名話の出所は、残念ながら信長自身の信玄宛の返書そのものではありません。つまり、信玄と信長の手紙のやりとりが史料として残っているわけではないのです。

*https://sengoku-his.com/162 より
出所の史料はたった一つだけ。『耶蘇会士日本通信』という、戦国当時のキリスト教宣教師 ルイス・フロイスの活動記録に記されているだけなのです。なので、信長自身が本当に「第六天魔王」を名乗ったかどうかは、全くわからないということです。


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