【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(東京国税局)】
〈千葉〉 甲子正宗/飯沼本家
大切にしていること
SAKE文化創造企業として
かつての日々の生活になくてはならないものであった日本酒は今、最大の岐路に直面しています。冠婚葬祭などの場面でも必需品ではなくなり、常に選ばれるものではなくなりました。しかし日本酒が文化の一翼を担っていたことは紛れもない事実です。私たちは酒が醸してきた「文化」を見つめなおすことで、「人」と「酒」が造りだす新しい価値を創造していきたいと思っています。
酒造りについて
杜氏兼工場長の川口幸一を中心に、5名の蔵人によって醸される甲子正宗。伝統的な酒造りの手法を守るとともに、常に新しいタイプの酒造りにチャレンジする気持ちも忘れません。型にとらわれず、現代の食や嗜好にあった酒造りをめざしています。
水について
蔵の敷地内に2か所井戸があり、地下100mほどから汲み上げた井戸水を仕込水、洗米水、割水に使用しています。中軟水で軟らかい水質であるため、出来上がる酒も軟らかい味わいに仕上がります。
米について
飯沼本家は、県内でも数少ない精米工場がある酒蔵です。時間と手間をかける『扁平精米』という製法により、雑味の元となるタンパク質の少ないお米に仕上げます。この米を使用することで、よりきれいな酒質のお酒を醸すことができます。
酒造りのこだわり
もともと20名以上の蔵人が携わっていた酒造りも、機械化の導入により少人数で行っています。大型タンクでは“櫂入れ作業”をコンピューターで制御し、自動でもろみを攪拌します。温度も0.1℃単位での管理が可能となり、機械の利点を生かしつつ伝統の技で醸す『機械と技の融合』が実現。高品質な商品を、安定してお届けすることができるようになりました。
*https://www.facebook.com/iinumahonke/photos/a.207226039435031/810530232437939/ より
株式会社飯沼本家 千葉県印旛郡酒々井町馬橋106
ラインナップ
「甲子」 純米吟醸酒・純米酒・純米無ろ過直汲み・純米磨き八割 など
オンラインショップでは、「期間限定商品」としてお酒以外の名産品などとのセット商品もあります。
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