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<伝統野菜> 伝統野菜とは

2021-04-12 06:58:52 | 伝統野菜

 「伝統野菜」とは、各地で古くから栽培・利用されてきた野菜の在来品種。地方野菜とも呼ばれる。

 1970年代以降、生産・流通・販売におけるコスト要素から、大消費地向けにはほとんど消滅した。

 近年は、農家の自家需要などで生存していた品種を、産地の地域おこしとして取り入れ、近傍の都市向けには地産地消商品、大都市圏向けにはスローフード商品とする戦略などがみられる。*Wikipedia より

 伝統野菜の定義
 伝統野菜には、特に明確な定義はなく、主に日本各地で古くから栽培されてきた地方野菜のことを言います。

 農林水産省のホームページでは、伝統野菜を「その土地で古くから作られてきたもので、 採種を繰り返していく中で、その土地の気候風土にあった野菜として確立されてきたもの」と説明しています。

 伝統野菜の基準
 近頃は、全国的に伝統野菜の復活をめざす動きが広がっており、各都道府県がそれぞれ独自に基準を設け、伝統野菜や地域野菜として選定しています。

 その基準は、「江戸時代から」といったものや、「戦前から」、「30年以上前から」、「50年には栽培」、「100年以上前から」などバラつきがあり、中には「古くから」というだけのザックリとした基準の地域もあります。いずれにせよ、長い年月をかけてその土地になじみ、定着したものが伝統野菜というわけです。

 それぞれの野菜がどれぐらいの時間で、その土地の気候風土に適して固定化するのかは、品目それぞれなので、このあたりの緩い基準は伝統野菜・地域野菜らしさです。

*https://tradveggie.or.jp/traditional-vegetables-history/#i より

 

 伝統野菜は個性派ぞろい。

 伝統野菜の復活をめざす動きが、 全国各地で盛り上がっています。
 伝統野菜とは、 その土地で古くから作られてきたもので、 採種を繰り返していく中で、その土地の気候風土にあった野菜として確立されてきたもの。地域の食文化とも密接していました。
 野菜の揃いが悪い、手間がかかる、という理由から、大量生産が求められる時代にあって生産が減少していましたが、地産地消が叫ばれる今、その伝統野菜に再び注目が集まってきています。

 伝統野菜ってどんな野菜?
 古くから作られてきた伝統野菜は、今日まで命を育み、命をつないできた野菜で、その産地の人や風土、食文化を育ててきました。スーパーで並んでいる野菜と比べると生産効率は断然悪いし、揃いが悪いので流通にはあまり適していません。また、旬の時期しか生産できない季節限定野菜。今は冬でもナスやトマトの夏野菜がスーパーに並んでいますが、そういうことが伝統野菜にはできません。このように並べると、「伝統野菜って何がいいの?」と思われる方もいるでしょう。しかし、前述したことを逆に考えてみてください。揃いが悪いのは、「個性がある」とも捉えられるし、季節限定野菜というのも、「旬が感じられる野菜」と捉えることができるでしょう。伝統野菜には今の野菜にはない強い香りや、えぐみ、苦み、甘みや旨味といった多様な味が備わり、日本人の繊細な味覚を育ててきたといっても過言ではないのです。

*https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1002/spe2_01.html より

 


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