第63回 2014年6月24日 「カジュアルにふだん使い!~石川 輪島の器~」リサーチャー: 小泉里子
番組内容
今回は石川県輪島市の『輪島の器』。「輪島塗」といえば高級なイメージもあり、普段の食卓にはなじみが薄いものと思われがち。しかし近年、製法に工夫を施し、現代的なデザインを取り入れたカジュアルで使いやすい器が人気を呼んでいる。食器集めが趣味というモデルの小泉里子が、赤や黒の「ツルツル」とした漆器のイメージを覆す、スタイリッシュなパスタ皿や、カラフルに彩られたカップに出会い、その職人技に迫っていく。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201406241930001301000 より
詳細不明につき、勝手に調べてみます。
どうしても輪島塗といえば「高級品」のイメージが強いのですが、決してそれだけではありません。
普段使いできるものもたくさんあります。
イッピンの番組内容とは違うかもしれませんが、一部をご紹介します。
輪島キリモトの技法について
うるしの里・輪島で作られる漆器は「本堅地」と呼ばれる天然木を使い、布着せを施し、地元で産出される珪藻土を焼成粉末した輪島地の粉で下地された技法が中心です。輪島キリモトでは、その素材・技法を大切にしながら独自の技法にも挑戦しています。「蒔地」「千すじ」「布みせ」は表面硬度が高く、金属のカトラリーが使えたり、テーブル天板にも応用することができるのです。また、木地から漆塗りまで一貫して手がける職人も所属していることから、木目を際立たせる「拭漆」も得意としています。 「ガラス塗料塗装」は石英ガラスを液状化させ、塗装することで生活温度でガラス膜を作ることに成功した無機質な塗料。木の表情はそのままに、木質を強くしてくれます。
輪島キリモト(輪島工房) 石川県輪島市杉平町大百苅70番5
石川県輪島にて、200年以上「木と漆」の仕事に携わってきた桐本家。
江戸時代後期から明治・大正にかけては輪島漆器製造販売を営み、昭和の初めに木を刳ることを得意とする「朴木地屋・桐本木工所」に転業。
六代目・俊兵衛は、特殊漆器木地をはじめ、家具全般をも手掛ける設備を整えました。
七代目・泰一は、大学でプロダクトデザインを専攻、企業でオフィスプランニングに携わった後、輪島に帰郷。
朴木地業の弟子修行を経て、漆器造形デザイン提案、器や家具、建築内装などの創作をはじめました。
平成27年 商号を「輪島キリモト」とし、木地業を生業にしながら、多くの力ある職人さん達と一緒に、
木工製品や漆の器、小物、家具、建築内装材に至るまで、木と漆が今に暮らしにとけ込むようなモノ作りに挑戦し続けています。
う~ん・・・「普段使い」って、どれを指すのか?やっぱりちょっとお高い。よくわからん(笑
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