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<国産ワイナリー> SAYS FARM

2023-11-21 07:47:46 | 国産ワイナリー

 「(株)T-MARKS/SAYS FARM」

 

 (株)T-MARKS/SAYS FARM 富山県氷見市余川字北山238

*https://www.winery.or.jp/winery-map/5097/ より

 SAYS FARMでは、ドメーヌとして100%自社原料のみの葡萄でワイン造りをしています。この土地が生み出す、この土地らしい、この土地でしか出来ないワイン造り。一本の瓶に、海から丘に吹く心地よい風や、北陸のやさしい陽の光や、深々と畑に降り積もる雪も、みんな一緒に詰め込んだ氷見の風土が醸すワイン。ごくシンプルな理念のもと「北陸が生む美しいワイン造り」を目指しています。

 商品リスト

SAYS FARM Private Line CIEDRE N.V(2021&2022)

自社栽培している林檎(グラニースミス、ふじ、王実)を使用した微発泡酒になります。氷見で育つ林檎の果実味をそのままピュアにお愉しみいただけるように仕上げています。また、ドライに仕上げることでお食事と一緒に愉しめるシードルを育んでいます。

グラニースミスの栽培量が増え、より青りんごのフレッシュなフルーツフレーバーが引き立っています。です。酸味が引き立っており余韻が長く続きます。また、瓶内2次発酵によって生じるきめ細やかな泡立ちが、アロマや果実味を引き立て、爽やかな後味へとつながります。風味に深みを育む過程で、2020年ビンテージはリザーブとして熟成させ、2021年ビンテージとブレンドしています。

シードルの仕込みを始めるのは12月終わり頃。氷見の気候の中で発酵温度が10℃以下になる時を待ち仕込みを開始します。この時期は雪が降り始めており、外気温が氷点下になる頃です。低温状態にて1次発酵が始まるため、発酵にようする期間は3ヶ月間程です。1次発酵完了後に軽いろ過を行い、瓶詰め。地下セラーにて瓶内2次発酵が始まります。細やかな発泡を造っていくために14℃の低温状態でゆっくりと3ヶ月かけてゆっくり進めています。

CHARDONNAY 2022

【SAYSFARM シャルドネ2022 】

2022年の天候がそのまま果実に育まれ、ピュアにワインに表現されています。
暑さを象徴するように熟れた果実香や、シャルドネ特有のヘーゼルナッツ、アーモンドの香り、優しく丸みを帯びた魅力が広がります。ステンレスタンク発酵、ステンレスタンク熟成。

【栽培】
植栽密度は1ha当たり3000本(植間1.5m、列間2.5m)と高密度な植栽はせずに、ダブルギュイヨ仕立てを実施しています。年々平均気温が高く推移するようになり、葡萄成熟が早くなっています。暑さを象徴するようなビンテージとなり、シャルドネの収穫は9月12日から始まりました。適期での収穫タイミングが短く、過熟気味の果実も多く見られました。8月の降雨が続いたのですが、気温が下がらずに推移し、非常に暑さが印象深いビンテージとなっています。

【醸造】
手摘み100%で収穫したブドウは潰れないように15㎏入る籠に保管し早期に仕込みを開始しています。果皮の魅力が豊かなため除梗を行い、果皮と果汁を接触させながら強めに搾汁を行います。氷見で育つシャルドネの個性をより引き立たせるイメージです。12時間のデブルヴァージュ、タンク底部の重たい滓を残し、細やかな滓と同時に上澄みを移動させ、樽型ステンレスタンクにて発酵を進めています。(自生酵母による発酵:100%)発酵後はシュール・リーの状態で管理し、乳酸菌による発酵は行っていません。滓との接触時間を増やすことで、滓が余分な酸素を吸着してくれ、ワインはフレッシュかつ複雑な熟成を促してくれています。その後、滓引きの後瓶詰めを実施しています。

 


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