「己達せんと欲して人を達せしむ」
《「論語」雍也 (ようや) から》自分が目的を遂げようと思うときは、まず人を助けて目的を遂げさせる。仁ある者は事を行うのに自他の区別をしないことをいう。
「己に克ち礼に復る」
《「論語」顔淵から》私欲を抑え、人間の踏むべき礼に従って行動する。
「己に如かざる者を友とする勿れ」
《「論語」学而から》善を求め道を修め、みずからを向上させるためには、自分より劣る者と交わってはならない。
「己の欲せざるところは人に施す勿れ」
《「論語」顔淵などから》自分が好まないことを他人に無理じいしてはならない。
「己を知りうる者は賢者なり」
自己を知る者こそ賢い。英国の詩人G=チョーサーの処世訓。
*goo辞書 より