「210 3120watermark Notebook M/L」

進化する透かしの紙を現代に活かすウォーターマークシリーズ
「3120 (サンイチニゼロ)」は、美濃で発展した製紙および紙加工技術を活かし、デザインディレクター 萩原 修氏のプロデュースのもと、アーティストの高橋理子氏とともに、これからの暮らしにふさわしい美濃和紙のあたらしいありかたを提案していくプロジェクト。
今回発売されたウォーターマークシリーズは、漉き入れ紙の伝統を継承する美濃和紙から、透かし模様を繊細かつ鮮明に美しく漉き上げるための型の開発に取り組み、全面に透かしを入れた紙を展開。3120という数字から展開した柄、PRISM・BUBBLE・FORESTが、光と水と緑に寄り添う暮らしをイメージする。
この漉き入れ紙をノートやメモなどの本紙に使用し、万年筆でも滲まない日常使いに適した製品に仕上げた。
*https://openers.jp/design/design_product/14721 より
いろいろ探しましたが、現在は取り扱いがないのかも?
古川紙工株式会社 岐阜県美濃市御手洗東谷23
“進化と継承”~先人が築いた美濃和紙づくりの文化を未来へ~
岐阜は美濃の地に1300年の歴史を紡いできた美濃紙。
紙の歴史は大変古く、奈良時代にはすでに官庁の記録紙として使われていました。
日本には長い歴史を通して育まれてきた 美しい暮らしが沢山あります。
お茶を淹れる、花を生ける、文をしたためる…
自然の恵みを敬い培われてきた心豊かな暮らしは、紙の中にもあり、奈良・平安時代から受け継がれてきた美意識や価値観です。
時代は変わり、手紙はメールに、本は電子書籍に変わろうとしています。
紙の存在がどんどん薄らぎ、世の中がデジタルに移行していく中、いま大切なものは、人と人の繋がりや日本人ならではの感性です。
古川紙工は、紙を通してこの大切なものを繋いでいきたいと考えます。
季節を感じながら、相手を想いながら、書く時を楽しむ…気持ちを伝える紙々。
日本の紙との暮らしを見つめ、現代の暮らしに合った紙の可能性を求め、表現する素材として、紙の機能を活かして。
― 紙のチカラ ― 紙でなければできないこと、紙の新しいカタチを発信していきます。
創業天保六年 古川紙工株式会社 代表取締役社長 古川慎人
古川紙工の現況
古川紙工株式会社は創業より今日まで、永きに亘り美濃和紙の商いに従事して参りました。昨今は美濃和紙を中心にした、和紙雑貨品を様々なお客様にご提供させていただいております。
ご承知の通り、現在に生きる人々は、国籍、老若男女問わずに多様化しております。そして、それぞれのニーズ(好み)も多様化しております。弊社といたしましては様々な方に、和紙製品、紙製品をご利用いただきたいという想いから、多数のブランドをご用意させていただいております。
ブランドは「お客様と私どものお約束(マニュフェスト)」と捉え、コンセプト、デザイン、製品、サービスに至るまで全てにおいてこだわりを持ち、今後も様々なニーズにお答えすべく、ご提案させていただきます。