さて、これから入山です・・・
この門に送られて、修行の旅が始まります。
つづれ折れの道が少し有ったと思ったら、
こんな道が出てきます。
木の根と遊んでいるわけでは無くて・・
老いも若きも上る為に奮闘しています。
のぼりに約一時間以上、やせ尾根や急なのぼり降りが続きます。
鎖場も数個所有ります。滑るとあちらこちら強打します。
気が抜けません。
最初に文殊堂があり次に地蔵堂が有りますが・・
私の持参したカメラのレンズでは、
各御堂の全貌を撮影することは不可能でした。
勿論、修行道(登山道)から外れる事は。
できませんので、ご注意ください
(当たり前の事ですが一木一草の採取は禁じられています)
地蔵堂は(文殊堂も)造りはよく似ています。
切たった岩石の上に建立されています。中を見ることは、
できませんが、御堂の廊下は歩くことができます。
まわり方が有ります、お経かを唱えながら各御堂の廊下を一巡すると
良いのだそうですが・・ろれつの回らない店長は、一回唱えたら、
次が出てきません。思い出そうとすると、
舌をかみそう??よりも周り廊下??から落ちそうになります。
手すりも無いので・・高所恐怖症の方は要注意です。
板張りで、年輪を伝える上を歩き、風でもあれば落ちそうです。
切り立った方から山麓を望めば、若葉が綺麗です。
さて、地蔵堂の先には、
鐘楼堂が有ります。
作法が柱の隅に書かれています。
合掌
鐘を一つ突く
合掌です。
勿論、店長も色々な思いをたくして一突きしてきました。
しかし、昔の人は、この急こう配の山肌を上り、
この鐘をお堂にどのようにして設置したのでしよう。
平安時代に・・・・・重さは2トンあるそうですが???
私は、ここまで上がるだけでも大変でしたがね????
先人はどのような知恵を用いてと考えるとロマンをも
覚えますが・・
この後、修験道のクライマックス!!!
牛の背、馬の背が続きます。風、雨の時は通るのは
要注意ですが・・ここで休むわけにもいかず・・
この写真の所は、まだ緩やかですがね・・
お参りする方の楽しみに、写真は載せません。
勿論、帰るときも通る道です。
これを越えると、目的地は後少し・・
納経堂、元結掛堂と続いて不動堂となります。
やせ尾根のような細い道を進んで、
不動堂の後ろを回り込んで
その先は、
投入堂(国宝)です。
当時、このお堂を建立された技術の高さに、
まずは、唖然としてしまいます。言葉もすぐには、
でてきません。この写真では写っていませんが、
右手の黒くなった岩肌の手前に、少し小さな御堂も有ります。
また、小さくて分かりにくいですが、右側したに柵が有る先に
この御堂の多分登り口があるようですが・・公開勿論していません。
床下の板を外して中に入ると書いてある記事も有ります。
上りのきつさと、このお堂を見た感激で、
辛さ、苦しさほ忘れてしまいます。
(あと下りの事はすっかり忘れてしまっていますが)
大体上り降りには90分~2時間ぐらいかかるとか。
感激にふけっていたら、チラホラと人が上がってきました。
これからお参りをする方に場所を譲り下る事に。
同じように難所が有ります。
お堂の下を下り・・
上下、別の道を降りるところがありますので、
のぼりの方とはかち合わないが、かち合うと、
次々と登ってくる方と道の譲りあいに・・参拝者が
多いと時間がかかるようです。
ここまで来ると、下界はすぐそこ。
門を通り、登山届を出したところで、
チェックを受けて、今回の修行は終わりになりました・・・???
この投入堂はとても行けないと言う方は、
投入堂遥拝所が設けられています。
そこからは、こんな風に見えます。写真の真ん中に建物が・・・
コンテジで最大倍率でも見えました。
でも、やはり現物を見ると感動します。
登り切ると邪念が無くなるらしいですが・・・??
私もまだ足腰が何とかなる内に、もう一度秋に
訪れたい!!と思う。周りは杉林ではありますが・・
小さい木々は沢山はえています。
紅葉もいいのではないかと・・・
12月~3月末までは入山はできませんので、、、
さあ~!!修行も終わった事ですので事務所に帰りますか!!
続く