フランスがドイツに降伏し、勝利に沸き立っていた1940年のドイツ、首都ベルリン。
そんな時代に、ある夫婦がささやかながらも、当局にとっては許しがたい抵抗活動を始める。
街の目に付くような場所に、反戦メッセージを書いたポストカードを一枚ずつ置いていく2人。
演じるのは名優エマ・トンプソン(写真:左)と、ブレンダン・グリーソン(写真:右 グリーンルーム他)
こうしてタイトルの通り、285回にわたって活動。
だが当然のように警察の捜査が開始され、危険度が上昇していく。
警察もナチスからの強力なプレッシャーにさらされ、逮捕に注力させられる。
2人の活動の動機は1人息子の戦死からなので、そんな状況でも2人は辞めない。
そして。。。
原作は、戦後3年、著者がゲシュタポの記録文書をもとに書きあげた長編。
タイトルはネタバレになってしまうので書けない。
ナチ側の記録が元、という点で、既に重い事実…
結論:狂気の時代のベルリンでも、正しい感覚を持ちヒトラーに闘いを挑んでいたヒトも実在した。