~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ビブラートでもかける?

2006年01月25日 22時05分49秒 | ピアノ
実は今、連弾を企画している。

すでに相手は決まり、曲もおおまかには決まっている。
小学校の音楽の時間かなにかでみなさんおなじみの曲で、
きけば「ああ、あれ」か「ウッソー」か「大爆笑」
のいずれかの反応になってしまうヤツだ。

組曲から2曲選んだが、時間的なものからどうしても
あと1曲ほしい。
それも、あとの2曲との調和を乱さず、かつ「つかみ」のあるヤツ・・・
こういう選曲はほんとに難しい。

今日、たまたま同じ作曲家で、歌曲からの編曲、
しかも時間的にはいいんじゃないか、と思われるものをみつけた。
聴いたことのない曲なので、合わせてみないことにはなんともいえないし、
全体のバランスもあるので、決定はまだまだ先なのだが、
歌曲や管弦楽曲からの編曲モノに付き物の、「困ったもの」が
この楽譜にも存在した。

単音の全音符の下に<cresc. molto>という指示

ピアノでできるわけなかろうがっ!
いつも思うのだ。
弦とか声なら長い一音の中で、クレッシェンドもデクレシェンドも自由自在だ。
それを、ピアノに編曲した上でもどうしても指示したいのなら、
どうして、トリルとかアルペジオとかにしてくれないのか。
編曲モノと毎年戦っている私は、どれだけこれに苦労したかしれない。
この指示の有効な解決法をご存知の方がいらしゃったら、
どうかご教示くださいませ。

まだ1月だけれど、あっという間に時はたってしまう。
夏になって慌てないように準備しておかなければ。
この曲を夏に弾くのは暑いぞ~
聴かされるほうも大変だぞ~